「哀しい哉、哀しい哉、復(また)哀しい哉。
悲しい哉、悲しい哉、重ねて悲しい哉。」
・・・これは空海の『遍照発揮性霊集 巻第八』にある言葉だそう。
川辺秀美さんという人が編訳の『空海 人生の言葉』というのの中にある。
最初の方にこれがあった。
声に出して読み始めると涙が流れ出て来る。
なんで???と自分でも思うけど、
勝手に出て来る。
空海がこれを書いたとき、どんなふうに哀しかったのか、
何がどんなふうに悲しかったのか、わからないし、
哀しいと書いて何を伝えたかったのかもわからない。
何故私から涙が出て来たのかも、わからない。
何か一つのことで悲しくて涙が出た、という感じでもない。・・
何かを具体的に思い出して涙が出て来たわけじゃない。
なにか・・この、人生というもの・・に
そういうことを感じたんだろう・・・
この詩のような言葉を読んだだけで、
涙が流れた。
言葉の力なんだろうな、と思った。
悲しい哉、悲しい哉、重ねて悲しい哉。」
・・・これは空海の『遍照発揮性霊集 巻第八』にある言葉だそう。
川辺秀美さんという人が編訳の『空海 人生の言葉』というのの中にある。
最初の方にこれがあった。
声に出して読み始めると涙が流れ出て来る。
なんで???と自分でも思うけど、
勝手に出て来る。
空海がこれを書いたとき、どんなふうに哀しかったのか、
何がどんなふうに悲しかったのか、わからないし、
哀しいと書いて何を伝えたかったのかもわからない。
何故私から涙が出て来たのかも、わからない。
何か一つのことで悲しくて涙が出た、という感じでもない。・・
何かを具体的に思い出して涙が出て来たわけじゃない。
なにか・・この、人生というもの・・に
そういうことを感じたんだろう・・・
この詩のような言葉を読んだだけで、
涙が流れた。
言葉の力なんだろうな、と思った。