ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

小さな人たち

2016-11-26 17:01:12 | 日々の暮らし・思い出
ここに来て孫だけど1才から7才の小さな人たちと接していると、興味深い。

以前の暮らしでは集落にそういう小さな人も数人いたけど、

日常的な付き合いはなかったから、

こういう小さな人と付き合うのはわが子以来。

この時期にこういう感じの子どもが小学生や中学生高校生になる頃、

どんな人になって行くんだろう????

・・・という興味がすごく湧く。

小さなわが子と日常的に付き合っていた頃、こんな思いを持ったか持たなかったか覚えがない。

思ってなかったような気がするんだけど、そんなことないのかなぁ・・・

忘れてしまったのかもしれない・・・

1才はまだ話さないけど、この子はどんなことを話すようになるんだろう???

とか思うし、

穏やかな感じの子、激しい感じの子、すぐ泣く子、泣かない子・・・

話しの仕方もそれぞれ違って・・・

生まれる前と今までとこれからの様々な出来事で織り成されて、

その人でしかない人になって行くんだろうなぁと興味津々。

わが子の時はやっぱりそんなふうに思ったふうには思えない。

私がそうなだけで、若い頃からそんなふうに思いをはせていた人もたくさんいるんだろうな・・・

小さな人からだんだん大人になるというプロセスを、

今やこれからのわたし、こんなふうな自分で見てみたい。

この世の移り変わりも見てみたい。

何才まで生きるつもりなんだろう?????・・・わたし。




第8回 竹富町婦人連合会芸能大会「さにんばな」

2016-11-26 16:34:25 | 日々の暮らし・思い出
ついさっき、第8回 竹富町婦人連合会芸能大会というのを観て来た。

ふた月位前に前売り券を買っておいたんだ。

「さにんばな」というのは月桃(げっとう)という植物の名前だそう。

竹富町というのは竹富島だけでなく、

西表島や小浜島、波照間島、黒島や鳩間島、新城島、由布島もそうらしい。

竹富島には役場がなく、石垣島にあるんだよ、面白いね。

今度役場の本庁は西表島に移るらしい。


こういう踊りを観る前は(初めて見たのは去年の12月だけど)

こういうのが好きな自分だとは知らなかったよ。

プログラムに書いてあったのは・・・願い唄・干立ぬトゥバイラーマ・赤また節~宮良川節・長刀・

鮒浦口説・久高節、海上節・コームッサー・ソールアンガマ踊り・越ぬばな節・

山崎ヌアブゼーマ・南風見太鼓創作エイサー・イイヤル節・竹富のクイチャー・

・・以上だけど、これを読んでどういうものかを想像できる人は

ここ八重山地方の人だけなんだろうなぁ・・・と思う。


前の席に座っていたお爺さんが話しかけて来てくれて、

この人は西表島の住人92才で、

30代から60代までの30年ほど東京の足立区に住んでいたという。

やはり西表の方がいいですかと陳腐な質問をしたら、

そりゃ、そうだ!とすぐの返事だったよ。

足立区と西表!えらい違いだ。

足立区生まれの人が西表に来て、やはり足立区がいい!という人も多いだろうね。

先月は竹富島の竹富まつりというのに出かけて、

そこでも踊りをたくさん見せてもらったけど、

そこで出ていた人が今日も出ていた。

数人で踊っているのを見ると誰が上手か素人の私でもわかると思ったよ。

その人はとても上手だった。


竹富のお祭りの時に傍に居た竹富島に住んでいる人と話をしたんだけど、

その人は内地出身で、

舞台で踊っている人も内地出身の人が多いと言っていた。

今日のお爺さんも同じことを言っていたよ。

島の若い人は島を出て行って、内地から若い人が来て島の人になるって。

伝統の歌や踊りを継承するのは純粋の八重山の人でなくても何の問題もないのだろうと思う。

こういう踊りを踊ってみたいなぁ・・と少し思うんだけど・・・

どうするのかなぁ・・わたし・・・