ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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名前のない家事・・・の経験2

2018-03-22 12:04:38 | 日々の暮らし・思い出

この前書いたのの続きです。

夫が変わったということだったよね、確か。

そう、夫の実家で暮らして居た頃や石垣で二人で暮らしたころの夫とは

本当に違う。

以前の彼は私がいろいろ細かな家事をするのは当たり前っていう

無意識レベルでの決めつけがあったんだなとも思う。

そんな彼の一面にカリカリした私もあったからねぇ。

変わったと夫に言うと、石垣ではしてたことだから・・・と。

その言葉で〝自然の成り行き”ということがわかる。

とても自然にそう言ったのだった。

いきなり変わったみたいに見たからびっくりしたんだろな。

一年と何か月か一人暮らしをしてた彼は名前のない家事も当然してた。

家の中のことについてのいろんな気持ちの使い方の回路が増えたというか、

細い線が出来た、というか・・・

そんな感じがする。

こんな表現で他の人にわかるんだろか・・・ま、いいか。

夫の実家に住んで居た頃は家事をもう少し協力してほしいと思う時が何度もあった。

そういうことを言っても、見た目には何の反応もなかった。

たとえ非難混じりであっても、言葉であ~してこうしてと、

人に言うことで自然にそうなるのは、

その言葉を聞いた人にそうする準備が整っているからだろうと思う。

でも、人を言葉でどうこうしようとすることよりも、

人がどうこうなる環境を用意することが人がそうなる具体的な方法。

頭では知っていたつもりだったけど、身についてなかった私は

今回、効果大なんだと実感。

図らずも、どうこうなってしまう環境になっちゃった・・・という感じだったんだけどね。

夫の中では自然とそうなった、自然の成り行き、そのものだったんだなぁと思う。

副作用の出ない変化なのかなと思う。

有難いこっちゃ。