ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

カーネーション

2012-03-23 10:56:07 | テレビを見て
今朝の連ドラで病院の婦長さんが言ってた。

「やればやるほど今の医学は知れてる・・・

人間の病気には医学しかないのか・・・」

医学の他にあるんじゃないか・・・無いのかもしらんけど・・・」

これはドラマだけど、実際の看護師さんも同じようなことを感じる人もいるんだろうな。

いろいろな不快な感情が自ずと湧いて来るように、

身体のいろいろな不調も自然と現われる。それなりの自然で。

出てくるものは出てくる。

病気になろうとして病気になる人はいない。

ひとを意識的に傷つけようとして傷つけるひとは少ない。

意識的にではなく、傷つけてしまうひとは多い。

自分を責めることなんてそうだ。

責めようとして責めるわけじゃない。

意識的にではなく傷つけてしまうということ。

在るものは出て来る。

病気もそうだ。

出てきた行為そのものをなんとかしようというのが、

意見、忠告、注意、批判、裁判・・であるように、

出てきた病気をなんとかしようとするのが医学、医療なんだろう。

薬や手術で。

ガンを全部とっても再発したり、全く別の箇所に出来ることもあり、

脳梗塞になって、治っても、又脳梗塞になることもあり、

手術によって何か別のところに影響があったり、

薬を飲んで副作用が起こったり・・する。

医療は一時的な処方なんだと思う。

勿論それが悪いわけじゃない。

慢性鼻炎に薬は本当にありがたい。本当に助かる。

副作用があるかもしれないとわかっても飲む。


裁判も医学も一時的対症療法だ。

それが悪いわけじゃない。

現在という時点では必要なことだ。


けれど、その行為が出てくる前に、

その病気が出てくる前に、そうなる前に、

そうなる基があるんじゃないかとそこに関心を向け、

それを解決することが、

それが出なくなる一番の方法なのかと思う。

物理的な生活を改善するというのもあるだろうけど、

もっと抜本的な、心理的なこと。

それがみつかって皆がそうなったら、

医学も裁判も必要なくなるんだろうと思う。



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