ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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南京大虐殺

2012-03-01 14:59:34 | 新聞を読んで
名古屋市の河村市長が何かの席で、

30万人もの中国人を虐殺したという、その数字は間違いじゃないか・・・

・・というようなことを発したようで、

今朝の毎日新聞の「木語」欄にもそれについての考えが載っていた。


日本人の“済んだ事は水に流して”という言葉が言っている内容は、

過去の現象に心が執着するのは理から外れているということで、

在った現象を無視することとは違う。


戦中に南京でどういうことが在ったのか。

誰が何を思って、なんの為に、そこで何をしたのか。

物事がどういうプロセスを経てそうなったのか。

30万人という数字は実際その通りなのか。

様々な利害関係を超えて、

在った目に見える現象・在った目に見えない現象である意識を観察しないと、

経験から学べない。


南京大虐殺といわれることについてたくさんの本が書かれているようだ。

けれど、こういうトラブルが起こるという事実から考えると、


世界中の多くの人は、

先入観や、偏見や利害関係に縛られて、

在った事実・現象を在りのままに観察することが出来る能力を

まだ発揮出来ない、未熟な状態で在る、

ということなんじゃないかな。


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