「気」 を広辞苑で見ると、いやいや、たくさん並んでいる。
一番最初がこれだ。
「天地間を満たし、宇宙を構成する基本と考えられるもの。又、その動き」
あとは・・・
「自然現象。万物が生ずる根元。
生命の原動力となる勢い。活力の源。
心の動き・状態・働きを包括的に表わす語。
精神。事に触れて働く心の端々。持ち続ける精神の傾向。人がら。
ある事をしようとする心の動き。つもり。
ある事をしようとして、それに引かれる心。関心。
根気。あれこれと考える心。
感情。空気。大気。気体・気圧。あたりにみなぎる感じ。
鬼気・霊気・雰囲気。呼吸。いきづかい。
その物本来の性質を形作るような要素。特有の香や味。」
「け」としては・・・
「様子。けはい。心もち。ここち。気力。心身の力。
病気。生まれつき持っているもの。持ちまえ。なんとなく。
そのような様子。傾向が感じられること。」
「気」というだけでこんなにある。それもかなり意味が深いものが多い。
なんだか凄い気がする。圧倒される。
辞書というものは、言葉がこんなふうに世の中で使われているという実際の使われ方が出ている。
そんなこと当たり前のことなのかもしれないけど、驚いてしまう。
広辞苑で「気」を見ても、『太平記』とか、蕪村の歌とか、
他にもいろいろな引用例が出ている。
昔からたくさんの人が実際に日々それを使って来たことが、
広辞苑に出ているというそのことが面白いと感じる。
言葉は日常的に使うもの。生きているもの。
流行語だとかもある。
文法上おかしいんじゃないか・・なんていう指摘があったって、構やしない、
だって通じてるんだから・・みたいなことが起こるのも、
言葉が生き物だということの現われなんだろうなぁ。
「なにげに」なんてのも昔はなかった。
語源は「何気ない」なんだろうと思うけど、
それだとすると「何気に」は意味なんか殆どないみたい。
言葉が人と人との関わりに実際に使われている、ということが、
理屈を吹っ飛ばすんだろうか。
この「なにげに」もいつか、広辞苑に載るんだろうか。
それともなにげに消えて行くんだろうか。
一番最初がこれだ。
「天地間を満たし、宇宙を構成する基本と考えられるもの。又、その動き」
あとは・・・
「自然現象。万物が生ずる根元。
生命の原動力となる勢い。活力の源。
心の動き・状態・働きを包括的に表わす語。
精神。事に触れて働く心の端々。持ち続ける精神の傾向。人がら。
ある事をしようとする心の動き。つもり。
ある事をしようとして、それに引かれる心。関心。
根気。あれこれと考える心。
感情。空気。大気。気体・気圧。あたりにみなぎる感じ。
鬼気・霊気・雰囲気。呼吸。いきづかい。
その物本来の性質を形作るような要素。特有の香や味。」
「け」としては・・・
「様子。けはい。心もち。ここち。気力。心身の力。
病気。生まれつき持っているもの。持ちまえ。なんとなく。
そのような様子。傾向が感じられること。」
「気」というだけでこんなにある。それもかなり意味が深いものが多い。
なんだか凄い気がする。圧倒される。
辞書というものは、言葉がこんなふうに世の中で使われているという実際の使われ方が出ている。
そんなこと当たり前のことなのかもしれないけど、驚いてしまう。
広辞苑で「気」を見ても、『太平記』とか、蕪村の歌とか、
他にもいろいろな引用例が出ている。
昔からたくさんの人が実際に日々それを使って来たことが、
広辞苑に出ているというそのことが面白いと感じる。
言葉は日常的に使うもの。生きているもの。
流行語だとかもある。
文法上おかしいんじゃないか・・なんていう指摘があったって、構やしない、
だって通じてるんだから・・みたいなことが起こるのも、
言葉が生き物だということの現われなんだろうなぁ。
「なにげに」なんてのも昔はなかった。
語源は「何気ない」なんだろうと思うけど、
それだとすると「何気に」は意味なんか殆どないみたい。
言葉が人と人との関わりに実際に使われている、ということが、
理屈を吹っ飛ばすんだろうか。
この「なにげに」もいつか、広辞苑に載るんだろうか。
それともなにげに消えて行くんだろうか。