ムカデとことこ

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草原のシマウマのように

2012-04-02 18:00:40 | 量子力学と心
シマウマがチーターから追われている時に、

自分の最大限の力を出して走ることが出来るのは(的確な行動がとれるのは)

食べられてしまうのではないかという不安や恐怖に

身をすくめることがないからだという。

不安や恐怖に身をすくめるとはその字の通り、身体が自由に動かなくなること。

シマウマは本能しかないから不安や恐怖を感じることは出来ない。

持っている力を100%出すことが出来る。

興味深い話だ。

なので、人間の競技では、

競技自体の能力だけではなく、それをどれだけ緊張せずにやれるか、も

勝負の分かれ目なんだろうと思う。

なんで緊張するかといえば、敗けたくない、失敗できない、

いいカッコしたい、いい成績をおさめたい、

これが最後だ、これっきゃない、・・・

そういうような思いがあるからと思う。

ソロバンの検定や自動車免許の検定試験のあの緊張感をよく憶えてる。

それがオリンピックだったりしたら、

大勢の期待の声があるのだから、すごいもんなんだろうと思う。


負けたくない、失敗したくない、これが強いと量子メカニズム通りに、

負けてしまう結果になることが多いのかもしれない。

このことをもっと詳しく検証しよう。

失敗したくない・・とは失敗することを恐れ、不安に思っているという心の状態だ。

自分は失敗するんじゃないだろうか・・という粒子・波動が、

自分の身体という粒子の集合に作用を及ぼす。

身体の能力としてはその競技を失敗する事も成功する事も可能性としてある。

失敗するんじゃないかという観測が

身体の能力の低い方を引き出すんじゃないだろうか。

他人からのいろんな期待が(嬉しいこと)だけになっている人は強いんだろうな。


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