ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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日本人③

2012-03-07 14:41:36 | ひとの幸福
最近は耳にすることがないけど、

「お天道様(おてんとうさま)に顔向けできない」

という言葉が昔から日本にある。

勝手な解釈なんだけど、(いつもそうだけど)

お天道様とは天の道、自然の理ということだと思う。

いや、今、広辞苑を見たら、

天道(てんどう)とは天帝の道。超自然の宇宙の道理。とあった。

やはりそうか・・

自然の理をいろいろな日本語の表現にみることが出来るのも、

不思議ではあるけれど、何故かそうなっているようだ。

私たち日本人が日本語という言語を生まれた時から浴びて育つのは

かなり大きなことなんじゃないかなぁとこの頃よく思う。

青い目でも黒い肌でも生まれた時から、

日本語を浴びて育つと日本的な人になるんじゃないかと思う。


主語が無いことや、”なる”という言葉・自然に・ひとりでに・

一体どうしたの・

しかたない=起こったことは既に起こっただけ・

喧嘩両成敗・・・・いろいろいろいろある。

とても興味深い。考えると尽きない。

言葉ほど意識形成に大きな意味を占めるものはないんじゃないかな。

日本独自の神道というものが、

この日本にあるということもなるほどと思う。

神道の解説・・・日本人は人道に対する神道という人道よりももっと高度な、

善悪を超えた宇宙や地球の法則のようなもの、

人類を含めた「物・事の在り方」「道(みち)」

をその精神の中心におき

「・・あらゆる存在がその個性を生かし、調和し、

永久に発展していくことが神道の原点です。」

これは熊野大社にあった看板。

・・・生かし、調和し、・・こういうのは生かし合っているということだろう。

神道の原点といっても、自然の姿をいってる。

神道は宗教でもなんでもない。

ただ、自然はそうなってます、と言っているに過ぎない。


だから神道は仏教ともキリスト教とも喧嘩するわけが無いんだろうな。

仏教もキリスト教もあらゆる存在に含まれるわけだから。

日本人が無宗教というのもわかる気がする。


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