ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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『はじめに神の思いがあった』

2015-04-28 09:22:08 | 新聞を読んで
三日前、土曜日の毎日新聞の文化欄。

さっき「若松英輔の『理想の形』というタイトルで、

宗教学者の山折哲雄さんとの対談を読んだ。

遅いねぇ、今日はもう火曜日だよ。

その日新聞を読んでなくて、今朝、納戸に行った時、

夫が育苗の箱の下敷きとしてそのページを使ってあったのを見た。

ちらっと見て、読もうかなと思ったんだ。

夫がそんなふうに使わなかったらこうして読むことにはならなかったねぇ。

私にとってそれを読むことが、それほどの転機というわけでもないけど、

ほんのちょっとしたことでちょっとした展開がある。

人生は面白いと感じる瞬間だ。

ま、これは余談であります。

その話の主題というわけじゃないけど、

山折さんが引用してた話で、

聖書のギリシャ語原典では、あの有名な「はじめに言葉ありき」が

「はじめに神の思いがあった」だそう。

それは「はじめに言葉ありき 言葉は神であった」が

「はじめに神の思いがあった」ということなんじゃないのかなと思ったよ。


宇宙そのもの、自然そのものには言葉はない。

ただそれが存在するだけだ。

けれど、それが存在され得たその前には神の思いがあった、

ということなんじゃないかなぁ・・・

(思い)は言葉。(思い)は波動。

寝付けないとき、頭にいろんな思いが浮かぶ。

全部それ、言葉によってだ。

変な例だけど、わかりやすい。


『初めに言葉ありき 言葉は神であった』・・・

創造主は神ということなんだけど、

人も創造主だ。だって言葉を持ってるからね。

人間界の現象面のどんなこと、どんな物でも初めは(思い)だからねぇ。

(思い)が無くて、始まったものなんかない。

なので、まず(思い)の方をチェックしなきゃ、

『理想のかたち』は始まらない、ということなんだねぇ。


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