この前北陸の越前岬という所に行って来た。
その地のガイドさんが「東尋坊」という言葉の由来を教えてくれた。
その名前は昔のお坊さんの名前で、
その人は怪力で悪行の数々をした人らしく、
周りの人は迷惑し結局その坊さんをその海岸から海へ突き落としてしまったらしい。
突き落とした坊さんも共に海に落ちて死んだらしい。
その時、それまで太陽の輝いていた空は、
たちまち黒い雲が渦を巻きつつ起こり、
青い空を黒く染め、にわかに豪雨と雷が大地を打ち、
大地は激しく震えたという。
その後命日にはその坊さんの好きな酒を海に撒くという。
・・・こういうお話しがあるそうな。
そのお話が嘘か真か知らないけど、そういう話がある、というのが面白い。
この前書いたけど、
ドナルド・キーンさんが日本文学と西洋文学の違いは、
日本文学は勧善懲悪のものがないということ。(少ない?どっちか忘れた)
子供向けの昔話にはそういうのが多い気もするけどね。
正義の味方が悪を征伐したけど、その正義の味方も共に海に落ちた。
そして海は大荒れに荒れた。
悪い事をした人が死んだら万々歳!じゃない話し。
「盗人にも一分(三分?どっちか忘れた)の理」とか、
「ケンカ両成敗」とか、
日本の諺はまことに興味深い。
その地のガイドさんが「東尋坊」という言葉の由来を教えてくれた。
その名前は昔のお坊さんの名前で、
その人は怪力で悪行の数々をした人らしく、
周りの人は迷惑し結局その坊さんをその海岸から海へ突き落としてしまったらしい。
突き落とした坊さんも共に海に落ちて死んだらしい。
その時、それまで太陽の輝いていた空は、
たちまち黒い雲が渦を巻きつつ起こり、
青い空を黒く染め、にわかに豪雨と雷が大地を打ち、
大地は激しく震えたという。
その後命日にはその坊さんの好きな酒を海に撒くという。
・・・こういうお話しがあるそうな。
そのお話が嘘か真か知らないけど、そういう話がある、というのが面白い。
この前書いたけど、
ドナルド・キーンさんが日本文学と西洋文学の違いは、
日本文学は勧善懲悪のものがないということ。(少ない?どっちか忘れた)
子供向けの昔話にはそういうのが多い気もするけどね。
正義の味方が悪を征伐したけど、その正義の味方も共に海に落ちた。
そして海は大荒れに荒れた。
悪い事をした人が死んだら万々歳!じゃない話し。
「盗人にも一分(三分?どっちか忘れた)の理」とか、
「ケンカ両成敗」とか、
日本の諺はまことに興味深い。