ひとから聞いたカボチャ事件。
カボチャが硬くて包丁が入っていかず、夫に頼んだら、
「そんなこと女の仕事だ!」と言ってやってくれなかった。
悔しくて、カボチャを投げて割ったという。
その話を聞いたときは、そりゃ、悲しかっただろう、と思った。
けれど、それまで仲良く暮らしていたとしたら、
いきなりそんなふうに夫がなるとは考えられない。
いつも心から優しく接してくれる人に、
「カボチャ切って」と言われた時にいくら男尊女卑の気風があったとしても、
邪険に対応するということなど、出来ないんじゃないか・・と思う。
その場面だけ、その状態、その現象だけ、見ると、
明らかにこの態度はひどい、夫が悪い・・・というふうに見えるけれど、
そう“なる”にはそう“なる”だけの何かがそれ以前にあることが多い。
カボチャが硬くて包丁が入っていかず、夫に頼んだら、
「そんなこと女の仕事だ!」と言ってやってくれなかった。
悔しくて、カボチャを投げて割ったという。
その話を聞いたときは、そりゃ、悲しかっただろう、と思った。
けれど、それまで仲良く暮らしていたとしたら、
いきなりそんなふうに夫がなるとは考えられない。
いつも心から優しく接してくれる人に、
「カボチャ切って」と言われた時にいくら男尊女卑の気風があったとしても、
邪険に対応するということなど、出来ないんじゃないか・・と思う。
その場面だけ、その状態、その現象だけ、見ると、
明らかにこの態度はひどい、夫が悪い・・・というふうに見えるけれど、
そう“なる”にはそう“なる”だけの何かがそれ以前にあることが多い。