フライフィッシングの話

河川、湖沼、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

リベンジ果たせず

2007-07-26 22:16:08 | 海(ソルト)

性懲りも無くまた荒川へ出掛けてしまった。

今日は風も無く、曇り空という絶好のコンディション。
満潮まではまだ1時間程あったが、とりあえずロッドをセットして、ボイルが始まるまで待つ事にする。

水面はベイトの気配も無く、ゴミは流れずに漂っているだけだ。
やがて、雨がぽつりぽつりと降って来たので、とりあえず屋根のあるところへ移動。
まだ上げいっぱいまでは十分に時間があったので、少しの間ここで待機する。

雨は小降りだったが、暫く止みそうにないため、濡れるのを覚悟でポイントへ移動。
何となく足下を覗いてみると、何と1センチにも満たないボラの稚魚が、護岸沿いにびっしりと群れていた。

やがて潮が動きだすと、これまでの静寂を破るかのように、バシッというフッコのボイルが始まった。
すかさずボイルのあった20ヤード前方へフライをシュート。
反応は・・・無い。(汗)

足下でも小さなボイルが起きていたので、よく見てみると10センチ程のセイゴがボラの稚魚に襲いかかっているところだった。

結局、フッコのボイルは単発で何度も確認出来たが、反応は無し。
ボイルしていたのは、恐らく30センチクラスの若魚だろう。

そろそろ引き上げよう竿をたたんでいたら、大量のイナッコの群れが目の前を通り過ぎて行った。
しかし、ボイルが起こる事はもう無かった。

久々のシーバス

2007-07-26 01:18:30 | 海(ソルト)

久し振りに荒川へ様子を見に出掛けてみた。

いつものポイントで水面を観察をしていると、1メートルはあろうかと思われる巨大な鯉が現れ、思わずドキッとする。
潮は上げの状態であったが、ベイトの気配は全く無い。

暫くして、バシッという音と同時に水しぶきが上がった。
フッコのボイルである。
すぐにそこからイナッコが飛び出し、逃げ惑っているのが見えた。

すぐにロッドをセットするが、風が強くて、8番では押し戻されてしまい、ポイントまで届かない。
そうこうしているうちに、目の前で70センチはあろうかという巨大なスズキが、ガボッという音と共に白銀の魚体を露にした。やがてベイトは去り、いつしか水面は元の状態に戻っていた。5分程の出来事だった。