フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 



このところ仕事が忙しくて、釣りに行けない日々が続いている。

先日も、忙しい合い間を縫ってちょこっと荒川へ出掛けてみたが、あれ程魚っ気のあった場所はすっかり静まり返り、他に釣り人の影も見当たらなかった。魚達もどこか別の場所へ移動してしまったのだろう。

そんな感じなので、当然ブログも更新出来ていない。
ストレスも溜る一方である。

そんな中、先日仕事で長崎へ行って来た。
到着早々、長崎港が見渡せる出島ワーフでランチを食べていたら、突然目の前で何か巨大な水中生物の群れが「ドカーン」と水面を割った。恐らく青物の群れだと思うが、何しろ突然の出来事だったので、暫くの間何が起きたのか解らなかった。

長崎の仕事を終えると、今度は佐世保のハウステンボスへ向かった。
ハウステンボスは東京ディズニーランドとディズニーシーを足しても有り余るほどの広大な敷地にあり、園内はアムステルダムのように水路が通っている。水路といっても大村湾に繋がっているので、水は完全な海水だ。そう聞くと、どんな魚が居るのか覗いてみたくなるのは釣り人の性である。とりあえず40センチ程の魚の群れを見掛け、その時私はその魚影がボラだろうと思い込んでいた。
その後、遊覧船乗り場近くで、何となく橋の下を覗いていたら、一羽の鴨が泳いでいた。その下には取り巻きのように40センチ程の魚がまとわりついている。良く見るとそれはチヌ(黒鯛)だった。係の人に聞くと、これらの魚は大村湾からやって来て、園内の水路の至る所に居るのだと言う。確かにその後もあちこちで泳いでいるのが確認出来た。

その後、ホテルヨーロッパの桟橋へ行ってみると、やはり白鳥の下には数えきれない程のチヌ(黒鯛)が付いていた。ホテルの人がエサを持って来てくれたので、試しに投げ入れてみたところ、白鳥よりもチヌの方が勢い良くエサに飛びつき、あっという間に食べてしまう。その光景はまるで養魚場のようで、とても天然のチヌとは思えなかった。

一応念のため、ここで釣りが出来るのか聞いてみた。
もちろん答えは「ノー」だった。

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