昨年の12月にフライを再開して、その間、管理釣り場へ3度ほど通ってみたのだが、すっかり以前の感覚が戻って、今では道具も新調するほどやる気満々になっていた。そこへ、ちょうど温泉にでも行こうという話が持ち上がり、私はすぐに「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」を予約した。
「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」は芦ノ湖の湖畔に面したホテルで、ちょうど湖尻と箱根湾の間、芦ノ湖東岸のど真ん中に位置している。宿のロケーションは抜群だが、漁協の放流地点からはかなり離れており、けっして魚影が濃い場所とは言えない。しかも、3月中旬の箱根はまだまだ冷え込む日が多く、気温や水温の上昇具合が釣果に大きく影響してしまうのだ。調べてみると、このホテルには桟橋があって、宿泊者はその桟橋で釣りが出来るのだという。早速Googleで衛生画像をチェックしたところ、桟橋はかけ上がりを跨いでいるため、充分釣りになると判断、早速レイク用のタックルとシューティングヘッドのシステム一式を新調した。
実は、フライを再開する際、タックルを全てチェックしてみたところ、ラインの類はほとんど劣化していて使い物にならなかった。リーダー&ティペットはもちろん、フライラインも表面が硬化していて滑りが悪く、買い直すしかなかったのだが、そのフライラインの価格を見てびっくりしてしまう。それでもSAのエアセル(最も安価なシリーズ)を購入し使ってみたら、劣化したラインよりぜんぜん快適で、十分に満足出来るものだった。ところが、管釣りだけならWF4FとWF5Fの2本もあれば用足りるが、フィールドが湖となるとそうは行かない。シーズン始めの3月なら、シューティングラインのシンキングシステムが必要になるはずだ。ところが、SAのシングルハンド用シューティングヘッドは在庫がほとんどなく、色々と調べているうちにMAXCATCHというブランドに行き着いてしまった。MAXCATCHはとにかく価格が安い。ラインだけでなく、ロッドやリールも揃っている。心配だったのは品質だが、試しにAmazonで購入した4番ロッドがなかなか良く出来ていたため、とりあえず湖用もMAXCATCHで揃えてみることにした。
その後、中国から送られてきたMAXCATCHのロッドとリールはとても良い作りで、価格から言えば非常に満足出来るものだった。品質だけでなく、肝心のデザインと質感がとても良いのだ。ただし、シューティングライン(ランニングライン)やテーパーリーダー、ティペットなどのナイロン製品は日本のメーカーを選んだ。
当日、天候は曇りで気温は12℃(水温8.8℃)と高め。風は南から吹いている。ホテルでチェックインを済ませると早速タックルを準備して湖畔へ直行、桟橋の先端から投げてみる。雰囲気は良く、ラインは気持ちよく伸びていくが、始めのうちはまったく反応がなかった。しばらくして、桟橋の真ん中から20メートル付近でライズがあったのでそちらへ移動、数投目でグーンとティップが持って行かれたので、反射的に合わせると、ゴクンゴクンと魚が首を振った直後に思いっきり走り出した。すぐに手元のラインが出ていきリールが逆転する。今までに経験したことのない手応えと重さで、瞬間的に「これはデカいぞ。」と思ったが、同時に不安がよぎった。というのも、前日にティペットを結ぼうとしたところ、新調した4Xのティペットがなぜか劣化していてプツプツと切れてしまい、仕方なく5Xのフロロカーボンを結んでいたからだ。それでも、MAXCATCHのロッドとリールはなかなかの操作性で、安心してファイトが楽しめる。結果的には桟橋の周りは障害物も少なく、5Xのティペットでもあまり不安はなかった。ファイトの感じからして、途中まで「もしかしてブラウンかな?」と思ったが、姿を見てレインボーと確認。ランディングまではすごく長く感じたがどうだろう?実際には15分、いや10分くらいだったかも知れない。計測してみると64.5センチの丸々と太ったニジマスだった。
この日(2023年3月17日)の釣果、ニジマス1尾、その他バラシ1尾。
通常のネットでは収まりきれない大きさだった。
ランディングした時、あまりの太さにびっくり。
タックルデータ
ロッド Maxcatch Aspire 9ft. 8wt.
リール Maxcatch AVID PRO 7nine
ライン Maxcatch ST8S、ティムコエアロシューター24lb
リーダー バリバス ST 9ft. 3X
ティペット バリバス スーパーティペット マスタースペックII フロロカーボン 5X
フライ BHスピードファイバーマラブー#8 オリーブ
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「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」は芦ノ湖の湖畔に面したホテルで、ちょうど湖尻と箱根湾の間、芦ノ湖東岸のど真ん中に位置している。宿のロケーションは抜群だが、漁協の放流地点からはかなり離れており、けっして魚影が濃い場所とは言えない。しかも、3月中旬の箱根はまだまだ冷え込む日が多く、気温や水温の上昇具合が釣果に大きく影響してしまうのだ。調べてみると、このホテルには桟橋があって、宿泊者はその桟橋で釣りが出来るのだという。早速Googleで衛生画像をチェックしたところ、桟橋はかけ上がりを跨いでいるため、充分釣りになると判断、早速レイク用のタックルとシューティングヘッドのシステム一式を新調した。
実は、フライを再開する際、タックルを全てチェックしてみたところ、ラインの類はほとんど劣化していて使い物にならなかった。リーダー&ティペットはもちろん、フライラインも表面が硬化していて滑りが悪く、買い直すしかなかったのだが、そのフライラインの価格を見てびっくりしてしまう。それでもSAのエアセル(最も安価なシリーズ)を購入し使ってみたら、劣化したラインよりぜんぜん快適で、十分に満足出来るものだった。ところが、管釣りだけならWF4FとWF5Fの2本もあれば用足りるが、フィールドが湖となるとそうは行かない。シーズン始めの3月なら、シューティングラインのシンキングシステムが必要になるはずだ。ところが、SAのシングルハンド用シューティングヘッドは在庫がほとんどなく、色々と調べているうちにMAXCATCHというブランドに行き着いてしまった。MAXCATCHはとにかく価格が安い。ラインだけでなく、ロッドやリールも揃っている。心配だったのは品質だが、試しにAmazonで購入した4番ロッドがなかなか良く出来ていたため、とりあえず湖用もMAXCATCHで揃えてみることにした。
その後、中国から送られてきたMAXCATCHのロッドとリールはとても良い作りで、価格から言えば非常に満足出来るものだった。品質だけでなく、肝心のデザインと質感がとても良いのだ。ただし、シューティングライン(ランニングライン)やテーパーリーダー、ティペットなどのナイロン製品は日本のメーカーを選んだ。
当日、天候は曇りで気温は12℃(水温8.8℃)と高め。風は南から吹いている。ホテルでチェックインを済ませると早速タックルを準備して湖畔へ直行、桟橋の先端から投げてみる。雰囲気は良く、ラインは気持ちよく伸びていくが、始めのうちはまったく反応がなかった。しばらくして、桟橋の真ん中から20メートル付近でライズがあったのでそちらへ移動、数投目でグーンとティップが持って行かれたので、反射的に合わせると、ゴクンゴクンと魚が首を振った直後に思いっきり走り出した。すぐに手元のラインが出ていきリールが逆転する。今までに経験したことのない手応えと重さで、瞬間的に「これはデカいぞ。」と思ったが、同時に不安がよぎった。というのも、前日にティペットを結ぼうとしたところ、新調した4Xのティペットがなぜか劣化していてプツプツと切れてしまい、仕方なく5Xのフロロカーボンを結んでいたからだ。それでも、MAXCATCHのロッドとリールはなかなかの操作性で、安心してファイトが楽しめる。結果的には桟橋の周りは障害物も少なく、5Xのティペットでもあまり不安はなかった。ファイトの感じからして、途中まで「もしかしてブラウンかな?」と思ったが、姿を見てレインボーと確認。ランディングまではすごく長く感じたがどうだろう?実際には15分、いや10分くらいだったかも知れない。計測してみると64.5センチの丸々と太ったニジマスだった。
この日(2023年3月17日)の釣果、ニジマス1尾、その他バラシ1尾。
通常のネットでは収まりきれない大きさだった。
ランディングした時、あまりの太さにびっくり。
タックルデータ
ロッド Maxcatch Aspire 9ft. 8wt.
リール Maxcatch AVID PRO 7nine
ライン Maxcatch ST8S、ティムコエアロシューター24lb
リーダー バリバス ST 9ft. 3X
ティペット バリバス スーパーティペット マスタースペックII フロロカーボン 5X
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