お引越し

この自粛生活の間、３人の友人が引っ越しして行きました。

８３歳のKさん。ご主人様を亡くされおひとり暮らし３年。
娘さん一家と一緒に住むことになった。
Kさんの家はいつもご近所の方が来ていて賑やか。
お尋ねすると必ず「どうぞ」と言われる。
そしてインスタントやけど～と言って珈琲を淹れてくださる。
女学生のように可愛くてついついおしゃべりに花が咲く。
人が集まっていく魅力があるのですね。華があります。
Kさんにお会いするとほっこりします。見習いたいな～と思う。
「忘れません」と言っていただいた。何よりもうれしいお言葉です。
お孫さんとひ孫さんも一緒に暮らせるようになってよかったですね。
どこに行かれてもきっとまたお友達が出来るでしょうね。

Uさんもご主人様を亡くされおひとり暮らし。
ここにきて３０年以上も経って、ご近所４人で食事をするようになった。
付かず離れずのご近所付き合いでしたが。
Uさんがおひとりなのでお茶にお誘いしましょうか、がきっかけで始まった。
やはり二人の娘さんが住む東京へ。初めての関東。心配もしながらの７２歳の大きな決断。
この歳になると賃貸マンションもダメなのと、小さなマンションを購入された。
ご主人様を亡くされてから、コーラスにグランドゴルフ、いろんなサークルに参加。
向こうでもきっとお友達出来るよ～。みんなでお茶会で送り出しました。

Nさんは一人息子さんの通勤に便利な町に一軒家を購入。
未婚の息子さんが購入してくれたそうです。
かかりつけの医院がこちらなので通うそうだ。
コロナでお別れの食事会はお預け。
Nさんとは近いのでお別れではありません。
でもしょっちゅうピンポーンと行けません。

それぞれの選択。新しい地での出発。
みなさんお元気でね。楽しく暮らしてくださいね。
みなさんのこと忘れません。