海の日の連休、2010年夏山幕開けは北アルプス明神岳で始まりました
今回このコースを提案して下さったのは、昨年9月北鎌尾根で知り合ったK氏
私にとって初めての明神岳東稜登攀、K氏と共に3人で挑戦してきました
朝6時、上高地出発。
空は真っ青、雲一つない素晴しいお天気でニコニコ顔のワタシ
明神橋を渡りながら大きく聳える明神岳を目の前に気合を入れ、さらに前進
浮石の多い下宮川谷をひょうたん池目指して登る
結構、歩きにくい・・
見晴らしの良い宮川のコルで休憩後先を行くも、暑くて脱水状態になりそうだった
出発してから4時間半、想像していたものとは全然違ったひょうたん池に到着
梓川のように透き通った水があると思っていたワタシはかなりショックだった
なぜならここが最後の水場となり、ナ・ナント!このボウフラ泳ぐ池の水を飲料水として
汲んでいかなければならないからだった・・
ボウフラ入りの水をたっぷり汲みひょうたん池をあとに、いよいよ明神岳東稜の登攀開始
第一階段と呼ばれる岩場は草付の急な岩場から始まる
トップはリーダーK氏。私はセカンドでスタート、慎重に岩場を乗り越えていく
取り付きからは前穂高の三本槍の絶景が楽しめる
順調にピッチを進め、傾斜が緩やかになったところでロープを外す
リッジを越え、小ピークを登ると前穂高の大展望だった
14時45分らくだのコル到着
予定では主峰頂上でビバークだったが、あまりの暑さに全員パワー切れため、
この日はここまで。快晴で喜んでばかりはいられないと実感・・
雪渓が近くにあったので、K氏持参のウイスキーを頂いてかけてみたら・・
なんて美味しいんでしょう!ワタシの人生の中で最も美味しいウイスキーでした
標高約2750m、らくだのコルは静かで快適なビバーク地
翌朝も快晴。いよいよ今日は主峰核心部・バットレスの登攀
登る前に、全体像をよ~く見てイメージトレーニング
バットレス1P目登攀開始、トップのK氏を私がビレイ
大テラスまで来るとスラブ状の岩壁が現れる。ここでらいちょう主人がトップ交代する
続いてK氏、ラストは私。さすが核心部、見た目から怖そう
軽やかに登攀するK氏
岩壁上部から見える小ピークとらくだのコル
頂上がどんどん近づいてきた。ここまで来てやっと気持ちに余裕が出来ると今度は
なんだかうれしくなってきた
青い空に向かって、最後の登り。頂上直下はフリーで登る
7時45分、ついに明神岳主峰頂上に立った!
初めての明神岳東稜、こんなに楽しく登ることが出来た私は幸せだなぁ
すべてに感謝の気持ち
これだからバリエーションはやめられない
今回このコースを提案して下さったのは、昨年9月北鎌尾根で知り合ったK氏
私にとって初めての明神岳東稜登攀、K氏と共に3人で挑戦してきました
朝6時、上高地出発。
空は真っ青、雲一つない素晴しいお天気でニコニコ顔のワタシ
明神橋を渡りながら大きく聳える明神岳を目の前に気合を入れ、さらに前進
浮石の多い下宮川谷をひょうたん池目指して登る
結構、歩きにくい・・
見晴らしの良い宮川のコルで休憩後先を行くも、暑くて脱水状態になりそうだった
出発してから4時間半、想像していたものとは全然違ったひょうたん池に到着
梓川のように透き通った水があると思っていたワタシはかなりショックだった
なぜならここが最後の水場となり、ナ・ナント!このボウフラ泳ぐ池の水を飲料水として
汲んでいかなければならないからだった・・
ボウフラ入りの水をたっぷり汲みひょうたん池をあとに、いよいよ明神岳東稜の登攀開始
第一階段と呼ばれる岩場は草付の急な岩場から始まる
トップはリーダーK氏。私はセカンドでスタート、慎重に岩場を乗り越えていく
取り付きからは前穂高の三本槍の絶景が楽しめる
順調にピッチを進め、傾斜が緩やかになったところでロープを外す
リッジを越え、小ピークを登ると前穂高の大展望だった
14時45分らくだのコル到着
予定では主峰頂上でビバークだったが、あまりの暑さに全員パワー切れため、
この日はここまで。快晴で喜んでばかりはいられないと実感・・
雪渓が近くにあったので、K氏持参のウイスキーを頂いてかけてみたら・・
なんて美味しいんでしょう!ワタシの人生の中で最も美味しいウイスキーでした
標高約2750m、らくだのコルは静かで快適なビバーク地
翌朝も快晴。いよいよ今日は主峰核心部・バットレスの登攀
登る前に、全体像をよ~く見てイメージトレーニング
バットレス1P目登攀開始、トップのK氏を私がビレイ
大テラスまで来るとスラブ状の岩壁が現れる。ここでらいちょう主人がトップ交代する
続いてK氏、ラストは私。さすが核心部、見た目から怖そう
軽やかに登攀するK氏
岩壁上部から見える小ピークとらくだのコル
頂上がどんどん近づいてきた。ここまで来てやっと気持ちに余裕が出来ると今度は
なんだかうれしくなってきた
青い空に向かって、最後の登り。頂上直下はフリーで登る
7時45分、ついに明神岳主峰頂上に立った!
初めての明神岳東稜、こんなに楽しく登ることが出来た私は幸せだなぁ
すべてに感謝の気持ち
これだからバリエーションはやめられない