2016年の登り始めは、絶対に高尾山に行くぞ!と決めていた。
横浜在住時より、一度はどんなところか登っておかねば…と思いつつも実行されず。
今年に入り、都内に引っ越したことで前よりも近くなったので今度こそと計画する。
日帰りだが、1月という真冬の時期に娘を連れて山へ行くのは初めてである。
標高こそ低いが、やはり1月の山なのだからそれなりの防寒対策をして臨むことにする。
自宅最寄駅からわずか1時間程度で高尾山口駅に到着。
あぁ、なんて近いんだ!と、うれしくなるワタシ。
山が近いって、素晴らしい。
いずれ、もっと近いところに引っ越したい…などとも思いつつ登山口へ向かう。
さて、高尾山頂へのコースはたくさんある。
我々は見晴らしが期待出来そうな稲荷山コースで行くことにする。
歩きやすい登山道は、明るくて快適だ。
調子良いペースで登っていく。
高尾山頂上にわずか1時間程で到着。
この日は快晴で富士山や丹沢山系がよく見渡すことができた。
それにしても想像以上の多くの登山者で驚いた。
これぞ、まさに大人気の山、東京都のオアシス的存在なのだろう。
また同時に、これほどの登山者人口が日本にはいたのだなと改めて気付かされた。
下りは、びわ滝コースを使い1時間で無事に下山する。
1月、関東平野に久々に積雪があったその週末。
再び、我々は高尾山へ向かう。
積雪後だから今度は登山者が少なく、静かな冬山を楽しめるのではと考えたからだ。
思った通り、駅に着くと登山者はまばらだ。
しかし、軽アイゼンを忘れてしまい凍り付いた登山道で娘を連れて登るのは少し危ない。
一番無難そうな表参道コースで登ることにする。
登り始めて1時間ほどで山頂に到着。
登山者は少ないので静かだ。
雪で一面真っ白の高尾山は、前回とは違う山に来たような感じだ。
ワタシにとって、積雪期の登山は3年ぶりであり冬山に来た喜びがひとしおである。
山頂から小仏峠へ向かう登山道の脇でいい休憩スペースを見つけそこで昼食をとる。
寒いのでこの日はツェルトを張って風をしのいだ。
往路と同じ登山道で下山する。
2度目の高尾山は前回初めて登った時とはまた違う景色を楽しめた。
次回は、高尾山からもう少し足を延ばして陣馬山や相模湖のあたりまで
縦走してみようと思う。