ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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中部地方のベニモンカラスシジミ

2024-06-13 16:00:00 | 昆虫

5/27-28日に長野県飯田市へベニモンカラスシジミを撮りに行きました。
今までベニモンカラスシジミは空振りばかりで撮れたことがなかったので、
今回は何とか撮れてよかったです。





ベニモンカラスシジミ
翅を開くと赤茶色の紋があるのですがカラスシジミ類は基本的に翅を開かないので翅裏しか撮れません。
友人いわく本州最難関の蝶らしいのですが日本のゼフィルス25種にも入っていない地味な蝶です。
日本全国に生息地が10か所とないと言われている希少な蝶で、
晴れた日の朝10時から12時と夕方14時から15時頃に出るそうです。
実際、見たのは晴れた初日の9時半から11時20分までと曇りの2日目の10時頃だけでした。
夕方の蝶と思っていたのですが2日間とも午後からは気配なしでした。
ここは100mほどの狭い生息地なのですが網屋が結構いてイヤな感じでした。
今年の発生は5/18日頃からだったようで前週はたくさんいたそうですが網屋が採り尽くした感じです。

食草は低木のクロウメモドキ類でその減少が各地でのベニモンカラスシジミの減少に繋がっています。
採集に規制がないのが輪をかけてベニモンカラスシジミの絶滅に繋がるので、
食草と蝶をセットで保護する必要性を強く感じますね。




おまけショット

アオバセセリ
大型のセセリです。
太陽ギラギラで独特の色が出ませんでした。





アサマイチモンジ
大型のイチモンジチョウです。
まだこの時期は新鮮な個体が多かったです。





フォトチャンネルです。