奄美自然観察の森でオオトラツグミの幼鳥をたくさん撮りました。
オオトラツグミ幼鳥
巣立って数か月でしょうか4羽の幼鳥があちこちでウロウロしていました。
人のことはあまり気にしていないようで割と自由に歩き回っていて、
じっとしていると目の前まで来てくれます。
ときには近すぎてフレームアウトするぐらいでした。
地面の鳥なので低く構えて背景のよさげなところに行けば撮る感じで、
余裕をもってじっくりゆっくりとたくさん撮ることができました。
合い間にアカヒゲやルリカケスも出てくれるので、
奄美自然観察の森はやはり楽しいところです。
ちなみに、オオトラツグミは奄美大島の固亜有種で、
基亜種トラツグミの尾羽の枚数が14枚なのに対して、
オオトラツグミは12枚と少なくなります。
啼き声もトラツグミの「ヒィーヒィー」「ヒョーヒョー」に対して、
オオトラツグミは「キョロン、ツィー」と可愛らしく啼きます。
大きさは両亜種とも同じで30cmになります。
近年ではオオトラツグミを独立種として考える方向になりつつあります。
生息地が違い交雑もしないのならそら別種だろうと自分は思っていますけどね。
幼鳥ですけどたくさん撮れてよかったです。
おまけショト
アカヒゲ
今回は雌の地面はたくさん撮れました。
雄は見えないところでゴソゴソしていてなかなかでした。
このペアは営巣中で雛に餌を運んでいる感じでした。
ルリカケス
クワズイモの実を食べに降りて来たり、
どんぐり?を探しに地面をウロウロしたりしてました。
相変わらず警戒心は強かったですね。
オーストンオオアカゲラ
雨上がりの霧の中、枯れ枝でコンコンしてました。
雄は見当たりませんでした。
フォトチャンネルです。
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