この365のイメージの集合写真は、部分食(注:8月21日)を含む2017年の、ヨーロッパ宇宙機関のプロバ2衛星の目を通した太陽の活動を示している。このイメージは、太陽の約100万度の熱く乱れた大気、コロナを捕えるために極紫外線波長で働く、衛星の SWAP カメラでとられた。一般に太陽の11年の活動サイクルは2017年を通して極小に向かっており、イメージに明るく見える活動領域は減少し、暗い領域として見えるコロナホールは大きく際立っている。地球上約800キロメートルのプロバ2は、宇宙の視点から数回月の影を通過し、3回の部分食を観測した。そのような瞬間がこの集合写真に捕えられている(8月1日)。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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