2017年9月、西の南極氷床が海に流入する主なアウトレットの一つ、パイン・アイランド氷河から新しい氷山が分離した。数週後に、氷山は20以上の破片に粉砕され B-44 号と名付けられた。2017年12月15日、地球軌道を周るランドサット8号衛星が壊れた氷山のこのイメージをとった。 polyna (<参考>:ポリニャ:氷の塊の中の凍ってない海のエリア)として知られている比較的暖かい水のエリアは、氷山の塊と氷河の正面の間の水の氷を自由にした。このポリニヤの温水が B-44 の急速な崩壊を引き起こしたのかもしれない。このイメージは現地時間の真夜中近くでとられた。影の長さと太陽の方角、地平線上の高度を含むパラメータに基づくと、この氷山は喫水線の上約49メートル、水の表面の上下の氷山のトータルの厚さは約315メートルと見積もられる。
<出典>: 「氷(Ice)」
<大判>: イメージをクリック
<お知らせ>: <追記> 延期されてきた日本の小型打上ロケットイプシロン3号機による打上が 明日1月18日午前6時6分11秒と発表されました。詳細は こちら から。打上の中継放送は Youtube または 特設サイト から。
なお、イプシロンロケットは高性能と低コストの両立を目指す固体燃料ロケットで、2013年9月に惑星分光観測衛星「ひさき」を搭載したイプシロンロケット試験機を打ち上げた後、ロケットの性能をパワーアップさせています。今回は「高性能小型レーダ衛星(ASNARO-2)」を運びます。