2013年2月15日に M. Ahmetvaleev によって見られたチェリャビンスクの小惑星による水蒸気の雲が尾を引いて残されている。直径約20メートル、以前には分らなかった 13,000 トン(13 000-tonne)の地球近傍オブジェクト(NEO)がチェリャビンスク市の地球の大気に入った経路を示している。約30キロメートルの高さで爆発したこの小さな小惑星は、ガスの雲による明るく熱い爆発をつくりながら窓や建物、建造物の一部を破壊した。以降の報道では、死者は報告されなかったが約 1500 人が飛んでくるガラスやその他の破片で傷ついたと報告された。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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<ひとこと>: この事件以降国際的な小惑星監視体制が構築され、2018年1月までに発見された地球近傍オブジェクトは 17,500 を超え、その84パーセントが2013年1月以降の増加となっています。「ホームページ」では特に地球と月との距離の約20倍以内に接近する小惑星を対象として、「今後数カ月間に予想される出来事」に掲載しています。
<お知らせ>: 明日2月18日(日)の更新は休みます。