このハッブル宇宙望遠鏡イメージのきらめく星達で満たされた宝石箱は、我々のミルキーウェイ銀河の中心を捕えている。老化した赤色巨星達は、我々の銀河の古代の中央のハブまたはバルジの混雑した領域における、小さな、白い、太陽のような星達、それらの多くの若い従兄弟達と共存している。このイメージの明るく青い星達の大部分は、恐らく銀河のディスクの手前にある最近形づくられた星達である。天文学者達は、我々の銀河の進化の手掛かりを明らかにするために、9年間に亘って、これらの太陽のような星達の 10,000 をハッブル・イメージの目録で調査した。この調査は、ミルキーウェイのバルジが、異なる速度で飛ぶ様々な老いた星達のダイナミックな環境であることを明らかにした。研究者達は、また、バルジの星達の動きが星の化学組成によって異なることも発見した。このイメージは、ハッブルの広視野カメラ3の近赤外線と可視光でとられた露出の合成である。この観測は二つのハッブル調査の一部である。我々の銀河の中心は約 26,000 光年にある。
<出典>: 「銀河達(Galaxies)」
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<お知らせ>: 今日2月28日早朝から午前中にかけて、国際宇宙ステーションの遠征54クルー/ソユーズ MS-06 の地球への帰還が予定されています。詳細は 「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」 から。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。