NASAのオシリス-レックス(OSIRIS-REx:Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, and Security–Regolith Explorer)宇宙船の目的は、小惑星ベンヌ(Bennu)からのマップをつくり、有機素材または生命の分子の前身を含むかもしれない炭素の豊富な岩のかたまりのサンプルを持ち帰ることである。ベンヌは、また、数世紀の間は起きないが、地球近くを通過し衝突する可能性さえある小惑星である。オシリス-レックス宇宙船は2018年8月に目的地小惑星ベンヌに着く予定である。地球と月のこの合成イメージは、宇宙船が地球と月の間の距離の約13倍の、地球から約500万キロメートルにあったときの、2017年10月2日にオシリス-レックスの MapCam 装置によってとられたデータから作られた。
<出典>: 「起源・スペクトル解釈・資源確認・安全性・表土探査機(OSIRIS-REx)」
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<お知らせ>: 明日2月23日午後9時40分から、「福井県宇宙技術と科学に関する国際宇宙シンポジウム」と、国際宇宙ステーションの金井宣茂飛行士との飛行中イベント(JAXA)が予定されています。中継をご覧になる方は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。