天文学者達は近くの融合する銀河 NGC 2623 をハッブル宇宙望遠鏡の高解像度で撮った。スピッツア宇宙望遠鏡での赤外線、 XMMニュートンによるX線、 GALEX による紫外線、およびその他のハッブル・イメージの分析は、今、元々は二つの渦巻き銀河達が大いに絡み合い、それらの核が一つの活動銀河核(AGN)になったことを示している。このイメージの中央近くの核の周辺で、また、両側に見える引き伸ばされた潮力の尾に沿って星の形成が続き、驚くべきことに、恐らく、左上の核領域を離れて、明るく青い星達の集団が現れている。 Arp 243 としても知られる NGC 2623 は、幅約 50,000 光年、蟹座の方向約2億 5000 万光年に横たわっている。元々の銀河達と銀河の融合がどのように起こるかを再構築することは往々にして挑戦的であり、あるときは不可能であるが、我々の世界がどのように進化したかを理解するために重要である。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<お知らせ>: 今日2月23日午後9時40分から、福井県宇宙技術と科学に関する国際宇宙シンポジウムと、国際宇宙ステーションの金井宣茂との飛行中イベント(JAXA)が予定されています。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。