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11月15日: キュリオシティ・ローバー、火星で粘土の秘匿所を発見/お知らせ

2019年11月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

粘土(clay)は、地球では、静かな湖の底の特定の鉱物が水を捕らえたときにつくられる。ロボット火星探査車キュリオシティは、火星のこの描かれた場所で2か所の岩に穿孔し、これまでで最高の粘土濃度を発見した。この粘土の貯蔵所は、ゲイルクレータが遠い過去に水を蓄えていたという更なる証拠と考えられている。キュリオシティによってとられた57のイメージが自画像と結合された。このイメージはロボットアームの終端のカメラでとられた。その頑丈な車輪、多数の科学機器、赤外線のレーザービームを放つことができるカメラの目を含む高いマストなど、車サイズのローバーの多くの詳細を見ることができる。キュリオシティは、火星の古代史の、また、この赤い惑星がかつて生命を維持する条件を有していたかどうかに関する新しい手掛かりを求めて、ゲイルクレータの中央の、シャープ山の周辺や上部の徘徊を続けている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 右は上のイメージからキュリオシティの前(左側)の穿孔個所を切り出したもの。穴は大判で確認してください。なお、このイメージはロボットアームの先端にあるカメラから撮られた細片の合成であり、ロボットアーム自身は写っていません。

<お知らせ>: 今日11月15日午後7時過ぎから、国際宇宙ステーションで、アルファ磁気分光計修理船外活動四回の第一回が予定されています。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

 

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