詳細は不確かなままではあるが、巨大な戦いが続いている。上の銀河は単独で UGC 1810 と呼ばれ、衝突しているパートナーは Arp 273 と呼ばれている。 UGC 1810 の全体の形、特に青い外のリングは恐らく荒々しい激しい重力の相互作用の結果である。上部の外側のリングの青い色は青く熱い大規模な星達に起因し、過ぐる僅か数百万年で形成された。上の銀河の内側の部分---それ自身は古い渦巻銀河であるが---が赤く見え、冷たいフィラメント状のダストによって縒られている。衝突している銀河達とは無関係ないくつかの明るい星達が手前に見え、いくつかのはるか遠くの銀河が背景に見える。 Arp 273 は約3億光年を離れてアンドロメダ座の方向に横たわっている。恐らく完全に、 UGC 1810 は続く10億年の間にその銀河の相棒をむさぼり、古典的な渦巻の形に落ちつくだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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