ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3号ミッションがオーストラリア東海岸全域で複数の森林火災を捕えた。熱く乾燥した状況下で強風を伴って、ニューサウスウェールズとクイーンズランドでまだ約150の火災が燃えていると言われている。現地時間11月13日 09.15 (日本時間11月13日午前8時15分)に捕らえられたこのイメージに、海岸近くで燃えている火災が見える。噴煙がタスマン海を東に動いているのが見える。オーストラリア環境部門は、煙に起因する危険な空気が都市シドニーとブリズベーンを襲っていると居住者達に警告した。何百もの家屋が損害を受けあるいは破壊され多くの居住者達が避難した。シドニー郊外の一部に難燃剤が撒かれ、森林火災は都市の中心に迫っている。消防士達は火災をコントロールし続けている。コペルニクス非常事態マッピングサービスは火災に対応するのに役立つ活動をした。このサービスは防護当局に役立てるために衛星観測を使っている。コペルニクスセンチネル3号火災地図からのデータは、2019年8月には、昨年同期と比較して約5倍の多くの野火があったことを示している。
<出典>: 「ヨーロッパ宇宙機関(Applications)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: これはヨーロッパ宇宙機関11月13日掲載の記事です。