昨年9月以降、オーストラリアの全域で、記録破りの温度、干ばつ、風による猛烈な森林火災が加速した。オーストラリアは常に火災が多いが、今シーズンは特に激しかった。驚異的な陸地の一千万ヘクタールが燃え、少なくとも24人が死に、ほぼ5億匹の動物が滅びたと報告された。ニューサウスウェールズは最もひどく襲われた。 --- <中間略>
火災は陸地を壊滅させただけでなく、空気の質にも重大な影響を及ぼした。 データは、9月から12月の間の、オーストラリアの南東海岸に沿った一酸化炭素の濃度の増加をも示している。オーストラリア気象局によれば、2019年は記録上最も暖かい年であった。この火災はこの特定の気象現象と気象変化に起因すると考えられる。火災は今ビクトリアにも及んでおり、悲しいことに、危険はまだ終わっていない。 --- 以下略。
<出典>: 「ヨーロッパ宇宙機関(Applications)」
<ひとこと>: 全文、イメージ、アニメーション等は、ホームページの特集「オーストラリア:炉のごとく」をご覧ください。