国際宇宙ステーションの遠征61アンドリュー・モーガンとヨーロッパ宇宙機関のルカ・パルミターノは、6時間16分の船外活動の間にアルファ磁気分光計(AMS)の冷却システムの漏洩チェックを終え、システムに圧力をかけバルブを開き、日本時間日曜日午前3時20分に AMS の四回目の船外活動を終えた。 AMS の探知器の一つのトラッカーは、来週の終わり前に再び科学データを集め始めるだろう。改良された冷却システムは、この宇宙ステーションの稼働期間を通して AMS を持続させることが期待される。この AMS はマサチューセッツ工科大学のノーベル賞受賞者、サミュエル・ティン主任研究員によって主導されている。 AMS チームには、ヨーロッパ、北アメリカ、アジアからの16カ国、56機関、約600人の物理学者達が含まれている。 AMS は、反物質、宇宙の質量の大部分を構成する目に見えない暗黒物質、宇宙の膨張を加速している一層神秘的な暗黒エネルギーの性質に関して、研究者達が基本的な疑問に答えるのに役立てるための高エネルギー宇宙線を捕えてきた。
<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(ISS Blog)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: 記事は国際宇宙ステーションブログからポイントのみ抽出。イメージは Face Book から。1月24日(金)の記事も参照。