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2010大学入試 動向分析①

2009-10-22 12:37:57 | 大学入試
1日ごとに秋の深まりを感じる今日この頃ですが、体調はいかがかな、受験生諸君?


センター試験の出願締め切りも過ぎていよいよ本番が近づいてきました。
今まで減少し続けていた18歳人口が今年は増加することから、センター受験者数は昨年よりも若干のプラスになりそうです。

さてさて、河合塾が毎年この時期に発表する大学入試の動向が発表されましたので、今年の大まかな状況についてUPしていきます!



■国公立大人気鮮明に
来春入試では18歳人口が9年ぶりに増加することなどから、大学志願者数は増加するものと予想される。今回の模試でもこれを裏付けるように受験者数は前年比102%と増加している。このような状況で国公立大の志望者数は、メインとなる前期日程で前年比103%と増加している。近年人気がある旧帝大を中心とした難関大学だけでなく、国公立大全体で志望者が増加しており、国公立大志向の高まりが感じられる。

後期日程でも前年比103%と、前期日程同様増加している。近年、難関大を中心に日程廃止・縮小が相次いでいたこともあり、模試志望者数も減少が続いていた。しかし、来春は日程廃止の動きが沈静化することに加え、不況の影響から最後まで粘り強く国公立大の受験を考えている受験生が増加しているのではなかろうか。

受験生の所在地区別にみても、各地で国公立大志望者が増加している様子がみられる。とくに北海道、首都圏、近畿の各地区では前年比106%と伸び率が高くなっている。対して私立大では志望者が減少している地区が目立つ。一部で私立大の志望者が増加している地区もみられるものの、伸び率はいずれも国公立大を下回る。また、東北、近畿、中国・四国の各地区では、国公立大の志望者は増加している一方、私立大志望者は減少と対照的な動きをみせている。

以上河合塾 KEI-NETより


景気の影響、もあるんでしょうが、依然として根強い国公立人気といったところでしょうか。
更に各地方地区の国公立志願者も増加しているようなので、地元から離れない受験生が多い年になりそうです。
地方国大の入試難易度に若干の影響が出そうですね。
それが影響して、都市圏難関私大の志願者が減・・・うなずけるシナリオです。


次回は私大の入試動向についてUPしますので、私大志願者はこうご期待!

頑張れ、受験生!!