この段階にやっておきたい、センター試験本番に向けての対策についてご紹介します。
① 基本スタンス
現代社会に生きる人間が、現代社会のことを知っているというのはまやかしです。きちんとした学習・研究を通して現代社会のからくりを読み解くことによって、はじめて知ることができるのです。我々は想像以上にものを知りません。その謙虚な姿勢が現代社会の学習に必要となります。
現代社会は一般常識で解けるものではありません。それは、誰にとっての一般常識かが、明確でないからであります。就職10年目の社会人レベル、大学卒業者レベル、受験生レベルなど対象が異なればその一般常識の基準は異なります。少なくとも今現在の受験生レベルの一般常識に全てを依存し、センターに臨むことが果たして正解なのでしょうか。参考書を一読したら、自分の一般常識では解答できないことが理解できるでしょう。
この世の中のからくりを解明していくことは、大変楽しい作業です。楽しみながら知識を定着させていって下さい。
地歴公民を軽視した受験生は、必ずと言っていい程しっぺ返しを食いますので、真剣に取り組んでください。
この夏季に英数国を固めた方は、現代社会の学習時間を増やして知識を定着させて下さい。英数国が固めきれなかった方は、学習時間量自体を増やしてください。
用語集をチェックする癖を付けて下さい。あやふやな知識は大失敗のもとです。常に明確に定義付ける癖を付けて下さい。
現代社会は大人への階段です。知識を習得することによって、一歩づつ大人に近づいていると思って下さい。
②参考書・過去問など
ベースは教科書ですが、お勧めの参考書を紹介しておきます。
・『センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本』蔭山克秀著 中経出版
・『センター試験 現代社会の集中講義』昼神洋史著 旺文社
過去問は最低でも過去5年分はやって下さい。山川出版社『センター試験への道』や代々木ライブラリーの問題集などもいいでしょう。
③苦手克服への手引き
センター現代社会の範囲は、大きく分けて政治分野・経済分野・国際社会分野・現代社会分野の4つに分けられます。ご存知の通り、範囲は広いです。ですから、浅く広く学習するのが大切になります。しかし、いくら浅くといっても、基本的な理解がなければ、様々な問題に応用できません。ですから、理解することを忘れずに知識を定着していって下さい。なぜこの法律が必要なのか、この法律を施行してどうなったのか、その理由はなぜかなど、流れをつかんで下さい。具体例を想定すると分かりやすくなります。
また、現代社会の用語が頭に入らない方は、内容から入って下さい。自分なりの言い換えができれば(内容自体はそのまま)知識の定着が促進されます。例えは、「需要」は「お客さんが欲しいと思うこと」、「供給」とは「お店が売りたいと思うこと」、などです。
④時事問題対策
毎日ニュースをチェックするの対策の一つとして有効ですが、加えて、系統立った学習にも力を入れてください。目安としては、今年の5月くらいまでの案件でよろしいでしょう。上述の参考書等を利用して学習して頂きたい。とりあえず、以下の案件は頭に入れておいて下さい。
北朝鮮情勢・小泉内閣の構造改革・年金制度改革・少子化対策・労働基準法改正・イラク戦争・北方領土問題・有事法制・住民基本台帳ネットワーク・個人保護法・主要政党の政権公約など基本的な構造を理解しておいて下さい。
⑤過去問の取り組み方法
まず、解答する際の禁止事項として、いいかげんな解答・根拠のない解答は厳に謹んで頂きたい。過去問の役割の一つが、今現在の自分のレベルを調査吟味することにあります。正確に自分の弱点を見定めて下さい。そして、解説、問題の出され方、必要な知識・用語の吟味に力を注いで下さい。通常の学習と並立して、過去問を通史して知識を強化してくのが王道でしょう。
⑥過去問へ取り組む
秋は本格的に過去問を行う季節です。現代社会の学習量を増やして下さい。
⑦現代社会に興味関心が生じる映画・ドラマ・バラエティー番組(各一つずつ)
・映画 「金融腐食列島 呪縛」
・ドラマ NHK「ハゲタカ」
・バラエティー番組 読売系「たかじんのそこまで言って委員会」
① 基本スタンス
現代社会に生きる人間が、現代社会のことを知っているというのはまやかしです。きちんとした学習・研究を通して現代社会のからくりを読み解くことによって、はじめて知ることができるのです。我々は想像以上にものを知りません。その謙虚な姿勢が現代社会の学習に必要となります。
現代社会は一般常識で解けるものではありません。それは、誰にとっての一般常識かが、明確でないからであります。就職10年目の社会人レベル、大学卒業者レベル、受験生レベルなど対象が異なればその一般常識の基準は異なります。少なくとも今現在の受験生レベルの一般常識に全てを依存し、センターに臨むことが果たして正解なのでしょうか。参考書を一読したら、自分の一般常識では解答できないことが理解できるでしょう。
この世の中のからくりを解明していくことは、大変楽しい作業です。楽しみながら知識を定着させていって下さい。
地歴公民を軽視した受験生は、必ずと言っていい程しっぺ返しを食いますので、真剣に取り組んでください。
この夏季に英数国を固めた方は、現代社会の学習時間を増やして知識を定着させて下さい。英数国が固めきれなかった方は、学習時間量自体を増やしてください。
用語集をチェックする癖を付けて下さい。あやふやな知識は大失敗のもとです。常に明確に定義付ける癖を付けて下さい。
現代社会は大人への階段です。知識を習得することによって、一歩づつ大人に近づいていると思って下さい。
②参考書・過去問など
ベースは教科書ですが、お勧めの参考書を紹介しておきます。
・『センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本』蔭山克秀著 中経出版
・『センター試験 現代社会の集中講義』昼神洋史著 旺文社
過去問は最低でも過去5年分はやって下さい。山川出版社『センター試験への道』や代々木ライブラリーの問題集などもいいでしょう。
③苦手克服への手引き
センター現代社会の範囲は、大きく分けて政治分野・経済分野・国際社会分野・現代社会分野の4つに分けられます。ご存知の通り、範囲は広いです。ですから、浅く広く学習するのが大切になります。しかし、いくら浅くといっても、基本的な理解がなければ、様々な問題に応用できません。ですから、理解することを忘れずに知識を定着していって下さい。なぜこの法律が必要なのか、この法律を施行してどうなったのか、その理由はなぜかなど、流れをつかんで下さい。具体例を想定すると分かりやすくなります。
また、現代社会の用語が頭に入らない方は、内容から入って下さい。自分なりの言い換えができれば(内容自体はそのまま)知識の定着が促進されます。例えは、「需要」は「お客さんが欲しいと思うこと」、「供給」とは「お店が売りたいと思うこと」、などです。
④時事問題対策
毎日ニュースをチェックするの対策の一つとして有効ですが、加えて、系統立った学習にも力を入れてください。目安としては、今年の5月くらいまでの案件でよろしいでしょう。上述の参考書等を利用して学習して頂きたい。とりあえず、以下の案件は頭に入れておいて下さい。
北朝鮮情勢・小泉内閣の構造改革・年金制度改革・少子化対策・労働基準法改正・イラク戦争・北方領土問題・有事法制・住民基本台帳ネットワーク・個人保護法・主要政党の政権公約など基本的な構造を理解しておいて下さい。
⑤過去問の取り組み方法
まず、解答する際の禁止事項として、いいかげんな解答・根拠のない解答は厳に謹んで頂きたい。過去問の役割の一つが、今現在の自分のレベルを調査吟味することにあります。正確に自分の弱点を見定めて下さい。そして、解説、問題の出され方、必要な知識・用語の吟味に力を注いで下さい。通常の学習と並立して、過去問を通史して知識を強化してくのが王道でしょう。
⑥過去問へ取り組む
秋は本格的に過去問を行う季節です。現代社会の学習量を増やして下さい。
⑦現代社会に興味関心が生じる映画・ドラマ・バラエティー番組(各一つずつ)
・映画 「金融腐食列島 呪縛」
・ドラマ NHK「ハゲタカ」
・バラエティー番組 読売系「たかじんのそこまで言って委員会」