ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「ワン・ドリーム」「夫婦公論」「無花果の森」「猫のあしあと」

2014-02-04 21:27:03 | 
昨日まで暖かな日が続いていたのに、立春になった途端にこの寒さ。
まだまだ、二月は寒いです。

 「ワン・ドリーム」~みんなでひとつの悪い夢~ 中井 拓志

 
 和歌山県でひそかに開発されていた自衛隊の特殊兵器。
 照射された者は「悪夢」に被爆し、睡眠麻痺に陥る。
 だが、実験中、事故により近隣の町が被爆、町民に感染が広がってしまう。
 事態の収拾に自衛隊、政府が乗り出すが、、!?

 
 「夫婦公論」 藤田 宣永 ・ 小池 真理子

 
 1993,10月~95, 3月まで毎日新聞日曜版連載
 「男のこだわり、女のものさし」改題
 軽井沢へ本と猫を連れて引っ越しした夫婦の生活、本音、男と女の考え方の違いや反論を、
 書いている。仲良し夫婦の掛け合いが面白い。

 「無花果の森」 小池 真理子

 
 
 映画監督 新谷吉彦の妻 泉は、度重なる夫の暴力から逃れ、見知らぬ街に逃げる。
 そこで、名前を偽り、住み込みで、年老いて身体の不自由な画家天坊八重子の世話を
 することになる。ある日、以前自宅に取材に来たことのある「週刊時代」の記者
 塚本鉄治に街で偶然出会う。彼も偽名で働いている。何か彼も秘密を抱えている。
 誰も知り合いのいない見知らぬ街で二人は、心を通わせていく。
 周りの人の優しさや、ふたりの相手を想う気持ちが切ない。

 「猫のあしあと」 町田 康

 
 
 四匹の飼いネコと保護団体から次々預かった五匹の猫と暮す町田さん、
 それも、色々な病気を持った子たち、家族で毎日の病院通い、介護、その甲斐なく亡くなることも。
 また、涙で読んだ。これ以上飼えない私は、町田さんの猫の餌代の足しになればと
 せっせと彼の本を買って読むのです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする