ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 猫のよびごえ 」  町田 康

2017-07-22 23:30:20 | 
本屋さんに注文していた町田さん、江坂さんと田丸さんのショートショートの本が届きました。 ジムの帰りに取りに行ってきました。
お待ちかねの町田康さんの本から、さっそく読みました。

             

      「 猫のよびごえ 」   町田 康

             

猫エッセイのシリーズ第4弾です。 猫写真もいっぱい掲載されています。
前回、シャンティーとパンクを保護してから、今回また猫が増えていました。

海岸で保護したビーチ。 表紙の猫ちゃんです。 
警戒心の強い野良猫は逃げますが、余りに人懐っこい猫は、悪い人に捕まってひどいことをされる可能性があるので町田さんが連れ帰りました。
猫を虐待する人にも捨てる人に腹が立ちますが、我が家は残念ながらこれ以上保護できません。 
作者は憤慨しながらも保護します。 それを許して「 すぐ連れ帰るように! 」と言ってくれる家の人にも頭が下がります。
ビーチは空気が読めない猫で、先住の猫たちが困惑します。
パフィー、ニゴ、オルセン、エル、奈々、シャンティ―、パンク、トナ。
その後、保護猫ネムリ・キョーシローと散歩中にテラスで鳴いていたサカサマ・シゲゾーと増えていきます。

エルはマーキングが始まり、奈々は食事を取らなくなり、毎日、町田さんが奮闘します。
トナとビーチが貰われていき、エルのマーキングの処理にも慣れ、奈々は少し食欲も戻ります。
人にひどいことをされ、人間を信用しなく触れられなかったパフィーを10年かかってやっと撫ぜられるように。 よかった
猫が考えているであろうことを、代弁しながら、面白可笑しく書かれていて、その発想が面白く、大変な毎日だろうに町田さんの猫愛に拍手です。

2008年にトラちゃん。2009年にクランちゃんが天国に召されました。 町田家の一員で幸せだったね!

最終巻だそうで残念ですが、次は犬のスピンクシリーズが出ているので読もうと思っています。

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       ありがとうございます。

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