ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 星を掬う 」 町田 そのこ

2022-03-19 01:23:26 | 
          「 星を掬う 」 町田 そのこ

               

新聞に紹介されていたので図書館にリクエストしていました。11月に申し込んでいてやっと届きました。
私の後にも、27人のリクエスト待ちがあるので、3日で読みました。
町田さんの作品は、昨年11月に「 夜空に泳ぐチョコレートグラミー 」を読んで2冊目です。
ブログを読み返してみたら、親子の葛藤や、幸薄い女性たちが必死で生きていくと書いているので、この本のテーマも同じですね。
~~~~~ネタバレあり
元社員寮の「 さざめきハウス 」で共同生活を送っている4人の女性の話。
元夫のDVから逃げてきた千鶴。美容師の恵真。介護施設で働く彩子。そして家主の聖子。
千鶴は聖子の子供で、22年前、聖子に捨てられたが、ラジオ番組に母との楽しかった夏休みの思い出を投稿したのがきっかけで、母親と再会。
しかし母は、若年性の認知症を患っていて、時々千鶴のことも分からなくなる。
恵真も彩子もそれぞれ事情や問題を抱えていて、聖子の世話になって、今は聖子の介護をしながら暮らしている。
~~~~~
先に読んだ息子が、「 苦手で読みにくい内容 」と言いながら読んでいました。前作も読みにくそうでした。
3人とも暗い過去があり、読んでいて苛立ちや落ち込む内容ばかりで、投げ出しそうになりましたが、文章は読みやすかったので、すぐに読めました。

彩子の姑や夫の身勝手さや、恵真の従弟の我儘や親戚の冷たさ、千鶴の夫のDVには腹立たしさが。
突然やって来た彩子の娘・美保の態度には、ほっぺを張りたくなったけど、グッと我慢。まだまだ、人間ができてないなと反省。

最後は、まずまずの思っていたような結末でしたが、認知が少しましな時の聖子の判断と、言う言葉が一番的を射ているなと思いました。
自分の人生にも凛とした考えをもっているのもいい。
彩子の子供に対する愛も、聖子がDV男に体を張って千鶴を守ったのにも母親の愛と強さを感じました。

息子も「 体調がいいときの聖子さんが一番まともなことを言うな 」と、同意見。 同じ本を読んで感想を語れるのは楽しいです。


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