「 ヒトは、こんなことで死んでしまうのか 」 上野 正彦
上野さんの作品は、以前に「 死体は語る 」を読みました。
監察医在職30年間で2万体の検視・解剖を行い、病死、自殺・事故・他殺などを見極め、死者の声を聞いてこられました。 尊敬しています。
この本は、雑誌に、お薦め本として紹介されていたので借りてきました。 後、「 ずっと死体と生きてきた 」「 死の雑学 」が紹介されていたので、次回に。
面白かったと言うと不謹慎なので、為になったと書いておきます。「 生と死のバイブル 」 興味深い話がいっぱい。
日常においていかに危険が多く、またその危険から身を守るためにはどうすればいいか、死なないための教訓と、数々の役立つ知識が満載されています。
痰も、おならも、げっぷも嘔吐も、出るものはすべて出すべき。我慢すると死につながる。気管に物を詰まらせるのは、老人と幼児と酔っ払いが要注意!
冬山で眠るとなぜいけないのか? 泳げる人がなぜ溺れるのか?などなど。
小さな原因でも、それによってもたらされる二次的被害。その対処法が分かりやすく書かれています。
助かったと思っても、数日後に亡くなることも。
医者がマニュアル通り治療しても、それでもヒトは死んでしまう。 異常体質やアレルギーなどで、原因は様々。
今までいろいろなことがあっても、こうして生きてこられたのはラッキーだったみたいです。
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