酔眼独語 

時事問題を中心に、政治、経済、文化、スポーツ、環境問題など今日的なテーマについて語る。
 

公式大会でこんな器具が!!!

2013-05-20 10:22:48 | スポーツ
 いやー、びっくりした。体操の東日本インカレでつり輪のワイヤが切れて、練習をしていた加藤凌平がけがをしたというのだ。


 ≪19日に岩手県営体育館で行われた体操の東日本学生選手権でつり輪のワイヤが切れる事故が起き、男子の競技が中止となった。演技直前のウオーミングアップ中だったロンドン五輪代表の加藤凌平選手(順天堂大)が肩を痛めた。大会中に器具が壊れるのは異例で、主催の関東学生連盟によると、第46回を迎えた大会で器具の故障による中止は初めて。

 加藤選手が懸垂技を練習していた際に、上部から垂れ下がった1本のワイヤの下部の革製ベルト部分が切れた。20年近く前から使用する古い器具だったという。競技を約1時間中断して代わりのつり輪を用意したが、選手のコンディションなどを考慮して中止が決まった。女子は全競技を終えた≫=mns産経ニュース=。

 体操競技の器具は年々進化している。あん馬や跳馬の馬は、形状も以前とはかなり違う。鉄棒のしなりもしかりだ。

 体操のルールはよく分からないが、使用する器具に基準などはないのだろうか。事前の点検、検査はどうなっているのか。

 技の難度が増し、鉄棒やつり輪は危険を伴う離れ技が多い。もし器具に不具合があれば大きな事故を生みかねない。トップ選手が出場する公式大会で、20年も前の器具がそのまま使用されていたとは信じがたい。

 地方の体育館などに備えられている体操の器具は、岩手のように永年使ってきたものが多いだろう。今回の事故を契機に、総点検することを促したい。こんな事故が起きるようでは「体操日本」の名が泣く。

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