記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「辛夷の花」

2019-09-19 06:44:23 | book
この本は読みたくて探していたのになかなか出会えず、ちょっと待ちくたびれてた。
今丁度、YMさんが葉室麟作品にはまっているので何冊か貸していたが、返却の時に「これは借りた事がないんだけど、読んでます?」と言って渡されたのがこの本。
こんなかたちで出会えるとは思ってもいなかったので感激。
借りてすぐに読みだした。
「辛夷の花」⇒(葉室麟作)
九州豊前、小竹藩の勘定奉行・澤井家長女の志桜里(しおり)が主人公。
志桜里は一旦嫁いだが、子供が出来ないことを理由に離縁され実家に戻されていた。
そんな時に、実家の隣家には「抜かずの半五郎」と呼ばれる藩士・小暮半五郎が越してくる。
半五郎は太刀のつばと栗形を紐で結び封印しているので「抜かずの半五郎」とあだ名がついた。
澤井家の庭には辛夷の木が植えてあり、二人は辛夷の花をめぐり心が通うのだが....。
二人の行く末は? 半五郎は太刀を抜くのか?

時代小説。


感想:読みだしたのは夜の午前0時。
   2~3ページ読んだ段階で、これは徹夜一気読みになる予感がした。
   予感的中。
   志桜里のはっきりしない振舞いに苛立ちながらの一気読みだったけどね。
   葉室さんらしく終わりはすがすがしい終わり方だったから良しとするわ。
コメント
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