堂場瞬一さんの本を3冊かった時の最後の1冊。
「ピーク」⇒(堂場瞬一作)
主人公は、東日本新聞・社会部遊軍記者の永尾賢治(40歳)。
永尾は新米記者だった17年前に野球賭博でスクープを書き、翌年に新聞協会賞を取った。
17年前、プロ野球球団横浜パイレーツは新人ピッチャー・竹藤樹生の22勝2敗という驚異的なピッチングで優勝戦線に踏みとどまっていた。
低迷していたパイレーツが優勝戦で1点差で負けたものの、竹藤は新人賞やMVPなどを総なめした。
しかし、竹藤はその年に野球賭博で起訴されて球界から永久追放された。
17年後、竹藤が殺人犯で逮捕され自白もした。
裁判になったので永尾は裁判を傍聴に行ったが、竹藤の態度に違和感を感じる。
永尾は、竹藤が17年間をどう過ごしていたのか調べ出す。
竹藤に何があったのか? 竹藤は本当に殺人を犯したのか?
スポーツ小説。
感想:読み出したらすぐに嵌った。
17年前の野球賭博記事で人生が変わった二人だもん、何かあるよなぁ~って。
もしかしたら17年前のスクープにも裏があるのでは?って疑りながら読んでた。
ず~っと飽きることなく、常に??が頭の中にあったからかなぁ~。
とにかく面白かった。
TVを観るくらいなら本を読もうと思ったのは久しぶりだったわ。