昨年、辻村深月さんの文庫本が出たので買って来た。
「傲慢と善良」⇒(辻村深月作)
主人公は二人。
前半の主人公は、西澤架(39歳)は東京育ち。
架は婚活アプリで坂庭真美と知り合い、付き合うこと2年。
真美がストーカー騒動をきっかけに二人は婚約した。
ある日突然、坂庭真美が忽然と姿を消した。
ストーカーに連れ去られたのか? ストーカーは誰なのか?
架は彼女の実家(群馬県)へ行って過去を調べ始める。
後半の主人公は、坂庭真美。
真美視点のパート。
失踪した本当の理由や、失踪後の生活が書かれている。
恋愛小説。
感想:「傲慢」・・高ぶって人をあなどり見下す態度。
「善良」・・素直で性質がいいこと。
二つを比べると真逆のように思うけど、そうじゃなんいよなぁ~。
人は、知らず知らずのうちに傲慢になってることがあるんよ。
そんなことを考えながら読んだ。
遅ればせながら、気をつけんといかんわ。
なかなか勉強になった本やった。