指笛の指くわえての風ひびく楽しき笛の音銀河にとどけ
(指笛はなかなか難しい!)
2006年6月、沖縄県の指笛愛好家グループ「指笛王国おきなわ」が制定。
「指笛」とは、口の中に指を入れて音を鳴らすもので、沖縄の音楽や、祭、応援などに欠かせないものである。
7はかぎ形に人差指を曲げて吹く形が7の字に似ていることから。
10は十本の指を使って様々な吹き方ができることから。
また、エイサーの盛んな夏の初めがふさわしいとして7月10日を記念日とした。
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琉球語の「なんくるないさ」(日本語に訳せば「なんとかなる」「大丈夫」という意味)。
底抜けといってもいいこの楽観主義こそ、沖縄人の生き方の基本を支えているのである。
沖縄の県民性といっても、実は「琉球国」の国民性なのだ。海を相手に生きてきた人びとにとって、自然には逆らえないと考えるのは当たり前ともいえる。
沖縄人は、出会った人は皆友達だと考えている。
初対面の相手であってもそれは変わらない。
ただ、どちらかというと内気で奥ゆかしい気質だから、沖縄人のほうから積極的にアプローチがあるわけではない。
だが、考えてみると、これは東南アジア的な気質に通じている。
沖縄や東南アジアの国々の多くは亜熱帯に属している。そのことに思いをいたせばそれも納得できる。
沖縄県は失業率が慢性的に高い。
だが、当の沖縄人にとって、仕事をしないことがそれほど苦痛に感じられることはないだろう。
たしかに、真夏になれば気温が40度を平気で越えるような環境に生きて、ガンガン仕事をしようという気分にはなりにくい。
時間にルーズだとか、細かなことが苦手とかいうのも、そうした自然環境のなせる業である。
何があっても最後はカチャーシー(沖縄伝統の手踊り)でしめくくるのが沖縄流なのだから。
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沖縄すてき
こんな楽しい記念日もあるなんて
指笛は難しそうだけどチャレンジの価値あり
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