脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

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2012-08-08 03:20:02 | 日記
自由奔放。
いい意味でも悪い意味でも、サッカー五輪代表を表す四文字だと思います。

自由奔放でなければ、大津のゴールは決まらなかったし、自由奔放でなければ2点目、決勝点は奪われなかった。

その場面を振り返りましょう。
ピンチをしのいだと思われたテレビ画面。それが、いつのまにかメキシコが打ったシュートが突き刺さっていました。

VTRを見ると…GK権田が扇原にフィードしたボールが奪われていたわけです。

普通に考えます。
凄く日本が押し込まれていた場面。やっとの思いで断ち切ったメキシコの攻撃。そしてボールを手にしたのはGK権田。
ここは、一度キックで陣地を稼いで、一息つこう。誰もがそう思った場面でした。テレビカメラが追いつかなかった訳ですから。

しかし権田は、こう思ってしまった。あまりに押し込まれている。つなごうぜ。
最後尾の俺がメッセージを出さなきゃいけない。

だけど、もらった扇原はたまったものではありません。

時と場所、タイミングが悪すぎました。あまりに奔放すぎるメッセージ。

以前、このブログで指摘したことが、大舞台でも繰り返されてしまった。この世代はプレーに重みがない…。

サッカーの世界では、はっきり言って3位は意味のないものだと思います。ブラジルと戦う権利を捨て、兵役免除のため、死に物狂いにくる韓国との厳しい戦いが増えるだけ。結果はまだ分からないけれど。銅メダルは世界の記憶には残らない。

厳しく言います。この敗戦を導いたのは権田さん。あなたです。今のサッカー観では、とてもA代表では使えない。

でも、歴史的な4強を手にしたのも、あなたの力です。だから…

もっとサッカーを勉強して、必ず

這い上がって来い!

じゃなきゃ許さない。