脱力日記

スポーツ、本、映画ときどき仕事。自分の身の回りにある、ふとしたことを書き留めたいと思います。気軽にコメント下さい。

丁度

2013-04-10 18:46:44 | 日記
♪お酒はぬるめの燗がいい~。

八代亜紀の歌じゃありませんが、何事もいき過ぎることはよくない。飲み過ぎ、食べ過ぎはもちろんのこと、休み過ぎても体のリズムが狂ってしまう。

お笑いだってそう。流行り過ぎると一発屋。檀蜜は、出し過ぎないからエロいんです。

さて、ドルトムント対マラガ。
ロスタイム2発で逆転勝ち。ドルトムントにとっては、劇的過ぎる夜。しかし、内容も素晴らしかったというと、それはまた別物。

完璧だったのはマラガの方、素晴らしい守備ブロックを作ってからのカウンター。アウェーゴールを奪われることをビビり過ぎて攻めがチグハグのドルトムントを完全に圧倒していた。

しかし、マラガが2点目を奪ってしまったのが落とし穴。うまく行きすぎた。残り5分で一点は失ってもOK。その条件になった途端、マラガは勝手に試合を終えてしまった。

油断なんて言葉では、言い表せない…弛緩。

しかも、2点目の勝ち越しゴールは完全にオフサイド。しっかりと判定が行われていれば、そのまま1-1で勝ち抜いて可能性は高い。

それが、丁度よかったのに…。

さてドルトムント。
崖っぷちで、今回は相手が白星を預けてくれましたが、ここから先の道のりはそうはいかない。厳し過ぎる相手が待っている。

バイエルン、レアル、そしてバルサかパリSG。

クロップ監督はパリが勝って、準決勝で当たることを切に願っているハズ。

しかし、ミラクルがそう何度も何度も起こってもらってもは困る。

滅多に起こらないから、奇跡は奇跡であるわけで。

4強は普通に、バルサ、レアル、
バイエルン、二馬身ぐらい離れてドルトムント。

ぬるめと言われても…うん、それでいい。普通でいい。

ビッグクラブの、ひりひりした神経戦を。

♪しみじみ飲めばしみじみと~。

そんな感じで見たいんです。


酸欠

2013-04-03 23:41:39 | 日記
パリSG2-2バルサ。

終了間際に失点したバルサにとっては、痛い引き分け。だけどアウェーゴール2つを、ホームゲームに持ち帰られた点では悪くない結果であります。

しかし、何といっても、この試合のハイライトはメッシの怪我。

先週末のセルタ戦で、リーガの全チームからゴールを挙げる19試合連続得点という金字塔を打ち立てたばかり。

この筋肉系のトラブルにより、次節マジョルカ戦での記録更新はもちろん、折り返しの10日、パリSG戦は絶望的になりました。

当初の3週間から10日に全治が軽減されたのは、せめてもの朗報です。

このケガの伏線はちょうど一週間前にあると見ます。

ただでさえ、過密日程をこなすアルゼンチン代表の主将は、26日、
W杯予選のためボリビアのラパスにいました。

長距離移動は慣れっこのハズだけど、そのラパスは3500メートルを越える標高にある都市。そんな富士山の頂上に匹敵する高さで、ハードな戦いをウイークデーにこなしていたのです。

だから、本来ならセルタ戦はお休みのハズ。だけど記録がかかっているものだから、つい、出て点をとってしまった。

人気者はツライよ…でございます。

同じアルゼンチン代表のマスチェラーノが全治1カ月の重傷を負ったのは単なる偶然か。

それとも、FIFAウィルス、高所後遺症なのか。

写真はボリビア戦で、酸素をむさぼるレアルのディマリア。これ、尋常でないことは想像がつきます。

選手の体からキシむ音が聞こえるこの季節。

だけど欧州サッカーにとっては最高の季節。

今夜もアルゼンチン代表がチャンピオンズリーグに出場します。

レアルのディマリア、イグアイン。そしてマラガのデミチェリス。

命をかけて戦う選手のウラ側を感じながら、サッカーを眺めると、観戦の仕方、変わってきませんか。

いい意味で、酸欠になるような試合が乱発するのは、春、4月、ここからです。


都合

2013-04-01 03:49:39 | 日記
異常に怒りを覚える時があります。

私は深夜労働なので、帰宅の足は毎日タクシーなのですが…

ズバリ、

居眠りする運転手が多すぎです。

この前、友人家族と言ったUSJ。
1時間以上並んだ挙句、アトラクションを仕切る従業員の方のやる気のなさにゲンナリ。完全に流れ作業。そりゃ忙しいのは分かりますが…。夢が無くなるわ。

所変わってWBC日本代表の東尾投手コーチ。
大事な代表合宿の途中に、娘とイベントに出るわ、競艇場で遊んじゃうわ。


共通しているのは、想像力の欠如。

自分が居眠りで事故したらどうなるか。

自分のやる気のなさで、客足が途絶えたらどうなるか。

東尾は言語道断…笑。

そこに恐怖を感じていない。

眠かったり忙しかったり、そりゃ色々あるでしょう。

しかし、一番失ってはいけないプロ意識が欠如している。

お金をもらってるのだから、責任を追うのは当たり前でしょ。真面目にやるのは当たり前でしょ。

自分の都合で、当然のことが出来なくなる。

現在の日本の課題って、ここに集約されてると思いません?



逆風

2013-04-01 03:34:18 | 日記
朝まで生テレビ。嫌いじゃないです。議論が支離滅裂になって噛み合わない。あの感じが嫌いじゃないです。

アベノミクスをテーマにした前回の放送。

ある教授が、こんなことを言っていた。

円高でも、円安でも、どちらにでも対応できる会社でなければならないのです。

これ、おっしゃる通り。激しく同意です。

癒着や談合を重ねて、自分の都合のいいように、環境、状況を変えて、結果を残したって、その場しのぎ。中身、コンテンツが伴っていなければ、安定化にはつながらない。

先ほどの教授の言葉。
例えば勝負事、スポーツにもあてはまる。

調子のいい時に勝つのは当たり前。ならば、調子が悪い時にも勝てることを考えて置かなければいけない。

いつも追い風が吹くとは限らない。向かい風でも勝てる方法を、考えられるか。

そういう組織にこそ、真の強さが宿るのかもしれません。