初めてのバイト体験記
初めてのバイト体験記 #2 の続きのストーリー。
『酔月』
高校時代のバイトの話等の体験記…
シリーズになっています。
前回までの話は、このリンクをご利用下さい。
酔月のバイトの話から今回は、少し離れます。
その頃…。
暴走族が、全盛時代になろうとしてた。
オイラ…全く興味なし…。
バイクの免許も持っていなかっし。
取ろうとも思っていなかった。
オイラの友達って結構、両極端。
『真面目な奴』と『やんちゃな奴』
両方の友達が同じ位の比率でいた。
かと言ってオイラは、どっちなの?
って感じなのだが…。
皆に言わせると…
変わってる…えっ!変人?
ってことになるのだが…。
自分では…いたって普通だという認識。
ただ、こうと思った事は曲げない所があった。
って今でもそうかも…。
もちろん暴走族に参加している友達もいた。
「一緒に行こうぜ!」
なーんて誘われたりしたが…。
「アホか…。付き合ってられない…。俺、バイトあるからな」
とか言って断っていた。
そう言っても何度も誘われる。
「行こうぜー!俺、新しいバイク買ったんだよ。乗せてやるから…」
「え…。買ったの?良かったじゃん。でも、俺はバンドの練習だから行かない…」
「なんだよ…。たまには付き合えよ…」
「お前さ…。ひとりで走れよ。皆、迷惑してるんだぞ。横須賀中央の横断歩道わたるのに、おまえらが通るから…。30分近くも待つんだぞ!うるさいし…。わかってる?」
なーんてオイラは、言ってた…。
それでも、友達だったのは何故なのだろう?
真面目系の友達の数人から
「あいつらと付き合うのやめろよ!」
なーんて言われた事が何度かあった。
「え?あいつらと?奴らさぁーいい奴なんだよ本当は…。優しくて…。でも、寂しいんだよ…。ちゃんと話してみなよ…。奴らの良さもわかるよ」
と言った。
「そうなのか?俺には、そうは思えないけど…。おまえがそこまで言うなら仕方ないか…。でも気をつけろよ…」
なんて言って渋々納得してくれていた。
ある日、中学の時からの友達が来て…。
「明日さぁ…。この前に言った集会があるんだよ。凄いんだぜ!一緒に行こうぜ!こんなの滅多にないからさぁー。一緒に行こうぜ!」
と言って誘ってきた。
「行かないよ!俺…これでも忙しいんだぜ。そんなん付き合ってられない…。おまえもそんなの行ってないで…何かやれ! 違う事をさがして何かやれ! じゃあな…」
と言って断った。
その翌々日。
新聞やテレビ等で大騒ぎになっていた。
鎌倉の由比ガ浜で横須賀連合いう名の暴走族と東京の暴走族が激突した事件。
憶えていますか?
ってかなり昔の話。
まだ、生まれていない人も多いですよね。
オイラ…その集会に誘われていたのだ。
行かなくて良かったと思うよりも友達が心配になった。
彼だけではなく何人かの友達が行ったようだった。
連絡をとった。
バツ悪そうな顔をしてた。
「おまえの言うのが…わかったよ。俺も何か他にやる事、探そうかな…」
「そうだな…。もっと楽しい事を探せよ。音楽も楽しいぜ」
とオイラは言った。
彼らが一応、無事だったので…
その安心感が大きかった。
実は、タケシ君もバイクが大好き!
たまに集会に参加してたようだが…。
鎌倉の集会には、行かなかったらしい…
と言うより、行けなかったようだ。
良かった、良かった。
あの、鎌倉の由比ガ浜の事件以来。
道路交通法が大きく改正された。
「あのさぁ…。おまえら反省してる?暴走族ではないバイク好きな奴も結構、迷惑してるんだよ。わかってる?」
ってオイラは、彼らに言った。
「でもよー。気持ちいいんだよなぁー」
「アホか!人が迷惑してるんだから…。やめろ!他に何かやれ!」
いつも、そんな会話になった。
後に…。
「俺さぁ…。彼女が出来て…。今、これやってるんだよ」
「もう…。あんな子供っぽい事やってられないもんなぁー…」
なんて言ってた。
皆、大人になるんだね。
オイラが、その頃…大人だったいう訳ではなく。
ディスコ『酔月 #3』へ続く
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初めてのバイト体験記 #2 の続きのストーリー。
『酔月』
高校時代のバイトの話等の体験記…
シリーズになっています。
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酔月のバイトの話から今回は、少し離れます。
その頃…。
暴走族が、全盛時代になろうとしてた。
オイラ…全く興味なし…。
バイクの免許も持っていなかっし。
取ろうとも思っていなかった。
オイラの友達って結構、両極端。
『真面目な奴』と『やんちゃな奴』
両方の友達が同じ位の比率でいた。
かと言ってオイラは、どっちなの?
って感じなのだが…。
皆に言わせると…
変わってる…えっ!変人?
ってことになるのだが…。
自分では…いたって普通だという認識。
ただ、こうと思った事は曲げない所があった。
って今でもそうかも…。
もちろん暴走族に参加している友達もいた。
「一緒に行こうぜ!」
なーんて誘われたりしたが…。
「アホか…。付き合ってられない…。俺、バイトあるからな」
とか言って断っていた。
そう言っても何度も誘われる。
「行こうぜー!俺、新しいバイク買ったんだよ。乗せてやるから…」
「え…。買ったの?良かったじゃん。でも、俺はバンドの練習だから行かない…」
「なんだよ…。たまには付き合えよ…」
「お前さ…。ひとりで走れよ。皆、迷惑してるんだぞ。横須賀中央の横断歩道わたるのに、おまえらが通るから…。30分近くも待つんだぞ!うるさいし…。わかってる?」
なーんてオイラは、言ってた…。
それでも、友達だったのは何故なのだろう?
真面目系の友達の数人から
「あいつらと付き合うのやめろよ!」
なーんて言われた事が何度かあった。
「え?あいつらと?奴らさぁーいい奴なんだよ本当は…。優しくて…。でも、寂しいんだよ…。ちゃんと話してみなよ…。奴らの良さもわかるよ」
と言った。
「そうなのか?俺には、そうは思えないけど…。おまえがそこまで言うなら仕方ないか…。でも気をつけろよ…」
なんて言って渋々納得してくれていた。
ある日、中学の時からの友達が来て…。
「明日さぁ…。この前に言った集会があるんだよ。凄いんだぜ!一緒に行こうぜ!こんなの滅多にないからさぁー。一緒に行こうぜ!」
と言って誘ってきた。
「行かないよ!俺…これでも忙しいんだぜ。そんなん付き合ってられない…。おまえもそんなの行ってないで…何かやれ! 違う事をさがして何かやれ! じゃあな…」
と言って断った。
その翌々日。
新聞やテレビ等で大騒ぎになっていた。
鎌倉の由比ガ浜で横須賀連合いう名の暴走族と東京の暴走族が激突した事件。
憶えていますか?
ってかなり昔の話。
まだ、生まれていない人も多いですよね。
オイラ…その集会に誘われていたのだ。
行かなくて良かったと思うよりも友達が心配になった。
彼だけではなく何人かの友達が行ったようだった。
連絡をとった。
バツ悪そうな顔をしてた。
「おまえの言うのが…わかったよ。俺も何か他にやる事、探そうかな…」
「そうだな…。もっと楽しい事を探せよ。音楽も楽しいぜ」
とオイラは言った。
彼らが一応、無事だったので…
その安心感が大きかった。
実は、タケシ君もバイクが大好き!
たまに集会に参加してたようだが…。
鎌倉の集会には、行かなかったらしい…
と言うより、行けなかったようだ。
良かった、良かった。
あの、鎌倉の由比ガ浜の事件以来。
道路交通法が大きく改正された。
「あのさぁ…。おまえら反省してる?暴走族ではないバイク好きな奴も結構、迷惑してるんだよ。わかってる?」
ってオイラは、彼らに言った。
「でもよー。気持ちいいんだよなぁー」
「アホか!人が迷惑してるんだから…。やめろ!他に何かやれ!」
いつも、そんな会話になった。
後に…。
「俺さぁ…。彼女が出来て…。今、これやってるんだよ」
「もう…。あんな子供っぽい事やってられないもんなぁー…」
なんて言ってた。
皆、大人になるんだね。
オイラが、その頃…大人だったいう訳ではなく。
ディスコ『酔月 #3』へ続く
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