方南通りと山手通りの交差点
『清水橋』に交番がある。
土曜日の朝 10:30
チャリンコでお店に向かうオイラ…。
「ヤバ!出るのが遅かった…早く行かなきゃ!」
青信号で横断歩道を渡り…
立ち漕ぎ体制で急いでいるオイラの前に
おまわりさんが立ちふさがった!
「自転車盗難が相次ぎ、車両番号を確認したいのですが…」
と若いおまわりさん…
「は?」
とオイラ。
勘弁してよ…オイラって自転車泥棒に間違われている訳?
オイラのチャリンコ…自転車防犯登録なんてしてない。
自転車を買う時、500円位を払って登録して番号の付いた小さなステッカーを自転車に貼るのだが…。
1万円位のチャリンコ…盗まれても出てこないのが、ほとんどだし、盗難届けを出したって真剣に探して貰える訳でもないので、登録しても無意味と思ってしなかった。
「防犯登録の番号を調べさせてもらいます」
と…おまわりさん。
「してないですよ。防犯登録」
とオイラ。
「えっ!してないの?」
と…おまわりさん。
「してないって…防犯登録って任意でしょ?義務付けられていないでしょ?」
とオイラ。
「困っちゃうな…」
と…おまわりさん。
困っちゃうな…は、こっちなんですけど…
急いでいるんですけど…もしもーし…
店のオープンが間に合わなくなっちゃうよ…!
「今から仕事で、急いでいるんですけど…もういいですか?」
とオイラ。
「調べなきゃならないんで…」
と…おまわりさん。
「時間どれ位かかりますか?」
とオイラ。
「15分程で…」
と…おまわりさん。
「えっ!15分…致命的じゃん…」
と心の中で呟くオイラ。
ちょっと、ちょっと…相手してられない…
「仕事だ!」って言ってるのに…
土曜日が休みで暇な人を捕まえてやってよ!って感じ。
「行きますよ!」
と言って振り切ろうするオイラ。
チャリンコを漕ぎ出すと…
そのおまわりさん…走り出してオイラの自転車の前に立ちふさがり…
大の字に両手両足を大きく広げた。
最近、見かけない『通せんぼ』のポーズ…。
『命』でも、やってくれたら…
もしかして…付き合ってやったかも…。
「あちゃー…。大勘弁だぜ…」
と心の中で呟く。
暴走族とかの違反行為の時にしろよ…そのポーズ!
なんの違反もしてないオイラの前で、やってくれちゃうポーズじゃないよ…。
「待ってください!調べないといけないんで…!」
とおまわりさん。
いったい何の正義感?
自分で買った自転車を…
盗難車と間違われて…その上、仕事に影響しようとしている…ってもうすでに影響してる。
「すみませんけど…付き合ってられないので、お店まで来て頂けます?仕事が間に合わないので行きますよ!」
とオイラ。
「えっ?お店ですか?」
とおまわりさん。
「お店の住所を言いますよ…ハイ、警察手帳だして…ハイ、メモして…」
とオイラ。
オイラがそう言うと…このおまわりさん…オロオロして状況がよくつかめていないらしい…。
この時、オイラ…うかつにも名刺を携帯していなかった。
でも…
ねぇ!こんな人…なんで公務員にするの???
「だから…お店を開けなきゃいけないんですよ。時間がないから、調べたかったらお店の前にこの自転車がおいてあるから、気の済むまで調べて下さい」
とオイラ。
「えっ…。お店って何処ですか?」
とおまわり。
「だから住所を言いますよ。西新宿6丁目…」
とオイラ。
「6?…」
とおまわりさん…。
「6の17の7…わかった?そこに置いてあるから」
とオイラ。
「で、でも…今、調べなきゃ…」
とおまわり…。
しつこい奴である。
全く聞き訳がない…。
「お店が開けられなかったら、損害賠償が生じますけど…あなたに請求してもいいですね?」
とオイラ。
ここまで言って、やっとオイラが急いでいるのがわかったらしい…。
「では、お店に行かせてもらいます…6の…」
とおまわり。
すでにオイラはチャリンコを漕ぎ始める。
ったく…付き合ってられない…。
スーパーダッシュで、なんとか開店時間に間に合わせたが…。
あのね…おまわりさん。
勘弁してよね!
土曜日の朝に忙しい人もいるのですよ。
(その後、彼が店の前に置いてあるオイラのチャリンコを調べに来たかどうかは…定かではない…)
放置自転車や自転車の盗難の問題等…。
山積している問題の抜本的な改革をして欲しい。
…そう思っているのは、私だけなのでしょか…。
『清水橋』に交番がある。
土曜日の朝 10:30
チャリンコでお店に向かうオイラ…。
「ヤバ!出るのが遅かった…早く行かなきゃ!」
青信号で横断歩道を渡り…
立ち漕ぎ体制で急いでいるオイラの前に
おまわりさんが立ちふさがった!
「自転車盗難が相次ぎ、車両番号を確認したいのですが…」
と若いおまわりさん…
「は?」
とオイラ。
勘弁してよ…オイラって自転車泥棒に間違われている訳?
オイラのチャリンコ…自転車防犯登録なんてしてない。
自転車を買う時、500円位を払って登録して番号の付いた小さなステッカーを自転車に貼るのだが…。
1万円位のチャリンコ…盗まれても出てこないのが、ほとんどだし、盗難届けを出したって真剣に探して貰える訳でもないので、登録しても無意味と思ってしなかった。
「防犯登録の番号を調べさせてもらいます」
と…おまわりさん。
「してないですよ。防犯登録」
とオイラ。
「えっ!してないの?」
と…おまわりさん。
「してないって…防犯登録って任意でしょ?義務付けられていないでしょ?」
とオイラ。
「困っちゃうな…」
と…おまわりさん。
困っちゃうな…は、こっちなんですけど…
急いでいるんですけど…もしもーし…
店のオープンが間に合わなくなっちゃうよ…!
「今から仕事で、急いでいるんですけど…もういいですか?」
とオイラ。
「調べなきゃならないんで…」
と…おまわりさん。
「時間どれ位かかりますか?」
とオイラ。
「15分程で…」
と…おまわりさん。
「えっ!15分…致命的じゃん…」
と心の中で呟くオイラ。
ちょっと、ちょっと…相手してられない…
「仕事だ!」って言ってるのに…
土曜日が休みで暇な人を捕まえてやってよ!って感じ。
「行きますよ!」
と言って振り切ろうするオイラ。
チャリンコを漕ぎ出すと…
そのおまわりさん…走り出してオイラの自転車の前に立ちふさがり…
大の字に両手両足を大きく広げた。
最近、見かけない『通せんぼ』のポーズ…。
『命』でも、やってくれたら…
もしかして…付き合ってやったかも…。
「あちゃー…。大勘弁だぜ…」
と心の中で呟く。
暴走族とかの違反行為の時にしろよ…そのポーズ!
なんの違反もしてないオイラの前で、やってくれちゃうポーズじゃないよ…。
「待ってください!調べないといけないんで…!」
とおまわりさん。
いったい何の正義感?
自分で買った自転車を…
盗難車と間違われて…その上、仕事に影響しようとしている…ってもうすでに影響してる。
「すみませんけど…付き合ってられないので、お店まで来て頂けます?仕事が間に合わないので行きますよ!」
とオイラ。
「えっ?お店ですか?」
とおまわりさん。
「お店の住所を言いますよ…ハイ、警察手帳だして…ハイ、メモして…」
とオイラ。
オイラがそう言うと…このおまわりさん…オロオロして状況がよくつかめていないらしい…。
この時、オイラ…うかつにも名刺を携帯していなかった。
でも…
ねぇ!こんな人…なんで公務員にするの???
「だから…お店を開けなきゃいけないんですよ。時間がないから、調べたかったらお店の前にこの自転車がおいてあるから、気の済むまで調べて下さい」
とオイラ。
「えっ…。お店って何処ですか?」
とおまわり。
「だから住所を言いますよ。西新宿6丁目…」
とオイラ。
「6?…」
とおまわりさん…。
「6の17の7…わかった?そこに置いてあるから」
とオイラ。
「で、でも…今、調べなきゃ…」
とおまわり…。
しつこい奴である。
全く聞き訳がない…。
「お店が開けられなかったら、損害賠償が生じますけど…あなたに請求してもいいですね?」
とオイラ。
ここまで言って、やっとオイラが急いでいるのがわかったらしい…。
「では、お店に行かせてもらいます…6の…」
とおまわり。
すでにオイラはチャリンコを漕ぎ始める。
ったく…付き合ってられない…。
スーパーダッシュで、なんとか開店時間に間に合わせたが…。
あのね…おまわりさん。
勘弁してよね!
土曜日の朝に忙しい人もいるのですよ。
(その後、彼が店の前に置いてあるオイラのチャリンコを調べに来たかどうかは…定かではない…)
放置自転車や自転車の盗難の問題等…。
山積している問題の抜本的な改革をして欲しい。
…そう思っているのは、私だけなのでしょか…。