Chef's Note

『シェフの落書きノート』

エリちゃん

2007-10-04 | 自由 気ままな独り言
うちのスタッフにエリちゃんって娘がいる。
某有名私立大学に通っていて、今…2年生。

この娘は、うどんにうるさい!

東京の饂飩(うどん)は、食べないと決めているらしい…。
(同感するところは…あるが…)

阿波踊りで有名な徳島県出身のお嬢様なのだが…。
四国の人は、みんな彼女みたいに饂飩にうるさいのか?

オラが作った饂飩を1度食したことがある。

「んー …。シェフが作った饂飩は食べられる…」

「食べられるって…。美味いのかぁ?」
…と聞くと…。

「四国のには、だいぶ負けますけど…。つゆも大丈夫…食べられます」

…むかつく!
…これ以上言葉はない。

日高昆布を多めに使い…
鰹節も大量に入れて、道場六三郎の如く命のだしで作ったんに…。

彼女の外見は…ハッキリ言って可愛い。
フリフリのついた洋服かなんか着て…
お人形さんみたい…な感じ。
トトロかなんかにでてきそうな娘。

だがネ…
中身は違う。
全く外見とは、違うぅ!

「シェフ! 私が幼稚園の頃、『大きくなったら何になりか?』っていう短い作文みたいなの書いたんですけど、なんて書いたと思います?」

「花屋さん…」

「わぁはっはっはっはぁ~ (^○^)。……ちがう!」

「えっ…違うの? んじゃー看護婦さん!」

「全く~。違う!」

「んじゃスチュワーデス!」

「ち・がぁ・うぅー!」

(-_-;) …なーんか…ムカツイテキター ・・・ボソ。

気を取り直して…

「歌手とか…芸能人!」

「…駄目ですね…。当たりそうにありません…。教えましょうか?」

… ナマイキ!

「刑事です!」

…今、コイツなんて言ったぁ?
…たしか…

「刑事ぃ???」

「そうなんですよぅ~ (^○^) 刑事です」

どぅぇぇぇ~ …こ・こんな刑事がいたら…びっくりするでぇー。

「エリ… 本当に刑事になりたかったん?」

「そうなんですよぅ~ (^○^) 今でもなりたいデッス!」

「いッ・今でも?」

本気で言ってるのか…オラがからかわれているのか…わからない。

「な・なんで?」

「国家権力をバックに仕事するなんて…いいじゃないですかぁ~(^o^)」

こ・国家権力って…


そして…数日後…

なんか元気がない…ドシタノ?…と思ったが…

「シェフぅ~ …警察学校って全寮制なんですか?」

「あぁー。そうみたいだねー。この前テレビでドキュメントやってたョ」

「だ・駄目だぁ~(-_-;)。諦めるしかないかぁ…」

「なんで?1年とか2年とかだろ…警察学校って…短いじゃん…」

「やでぇすー。共同生活って苦手だもん…(T_T)」


エリちゃん…あえなく撃沈!

そうだった…
彼女の内面は、外見とは全く違っていて人付き合いは大の苦手だった。
そして、外見とは真逆に性格は、凄く男っぽい!

彼女と初めて他のスタッフが接すると…

「????」
…という反応を示す。
イメージと彼女の反応のギャップがあまりに大きいので混乱する。

だからと言って…
嫌われるタイプではない。
色々な物事に良く気がつくし…
心根が凄く優しい子。
人を思いやる気持ちも人一倍もっている。

(今、彼女はお休み中)

エリちゃーん!
年末、手伝ってくれョー!

1年生の時、大学をサボりすぎて…
今年は、相当に忙しいらしい…!

ゼミが始まって、当分の間そんな状況。
一段落したら、また手伝ってくれるだろう。

僕より切れるのが早いエリちゃん。
ご機嫌斜めでヘソが曲がると、まるでヘソがスパイラル(らせん状)したかのように曲がりまくる… ^^;。

パソコンが大嫌いで、インターネットなんてするわけもなく…
僕のブログなんて、たぶんみたことない…と思う。


身体を壊さず、頑張れよ!
…って、これもたぶん見ないだろうな。









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