この料理には、忘れられない思い出がある。
葉山でシェフをしていた…ある日。
いつも仲良く連れ添っている常連客の老夫婦は、店のすぐ裏手に住んでいる。
ランチタイムも終わる頃…。
おばあちゃんがひとりで店にいらした。
席にも座らず…
いつもと様子が違う。
店の奥さんが応対をしていた…。
「シェフ…ペスカトーレをお持ち帰りになりたいそうですが…」
「えっ…。ペスカトーレ?…パスタのお持ち帰りは . . . 本文を読む
そう心が自由になった時…
料理は、皿の上で踊り始める
頭の中は、仕事の料理で占領されて…
いつしか…心で作る事を忘れる
それを解き放つために…
よく自転車で海岸へと走った
ランチが終わり…
ディナーまでの短い休息
縛られている現実から
心が解き放たれると…
無限の世界が広がってゆく…
売上、原価、在庫、仕入れ…
数字上の目標の上に感動と言う項目はない
だが…心が数字を大きく動かす時がある . . . 本文を読む
ずーと以前から美味しい塩を求めていた。
色々使ってみたが…
昔から噂に聞いていた塩『ゲランドの塩』
つい最近まで、その塩の事は忘れていた。
ところが…
特にワインやチーズの事に関しては、一目をおいている
erihojoさんの日記で紹介があった。
その時は、忙しくてコメントも残せなかったが…
「マジか?楽天さんにあるの??『ゲランドの塩』」
とビックリ…
あら塩と顆粒の両方の1kg.パックが欲しか . . . 本文を読む
もう日が明けて、昨日になってしまったが…
前菜のお任せでアドリブでお作りした一品。
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材料と作り方
鮎並の皮側ではなく、身の方におろしたニンニクを少しぬり、
塩とホワイトペッパーで下味をつけたらクッキングペーパーで魚の水分をとって強力粉をまぶして余分な粉を取ってから170度に熱した脂の中へ入れる。
火を強めにして、ゆっくりと脂の温度を190度位まで上げる。
(こうするこ . . . 本文を読む
渡り蟹のスパゲティは、ペスカトーレの姉妹品として生まれた。
何処にでもあるスパゲティかもしれないけれど…。
渡蟹は、中国産の子持ちの渡蟹が良いと思っています。
すごく品質が安定していてパスタにすると美味しいのです。
それは、卵がソースに溶け込んで美味しさが倍加するから。
昔は安かったけど…。
今は、以前より随分と値上がりしました。
高級中華のお店では、これを使う所が多いらしい。
渡蟹のオス . . . 本文を読む