ここでは、社長 (寺川 勲雄) の介護日記を掲載しております。
現在進行中の介護です。はじまりは2007年ですが、当初のものより順次載せております。この介護日記は、みのりホームの 「ティータイム通信」 にて掲載し続けているものですが、ぜひこちらでも紹介したく、掲載の運びとなりました。
※今回は、2010年、6月号に掲載の内容です。
発熱して大事をとって入院したおばぁちゃん。
病院へ行ってみると、ベッドの上で青白い顔をして腕には点滴がささっている。
絶食状態でこの点滴が実に一週間続くことになる。
入れ歯をはずして、少し口を開けて眠っている顔は、いかにも生命をすり減らし、枕元に手を伸ばせばあの世はすぐそこ。
一寸何かがあれば、フッと私達の前から消えてしまいそうな、そんな淋しい思いに駆り立てられる。しかし2、3日もすると血色も良くなり、トンチンカンながら会話も普通に出来る様になった。相変わらず食事は無いが、点滴だけで生きている。しかも、日増しに元気である。まさに、点滴様々である。
一週間過ぎた頃からようやくおおもゆが出て食事開始であるが、慎重そのものといった感じである。入院した時、医者からは 「油ものを食べさせたでしょう。」 と云われたそうだが、考えてみれば甘いものの中には結構バターなどの油類がはいっているなぁと、後々気づく次第である。
入院から一ヶ月程して、ようやく退院のお話が出て自宅に帰ることが出来たのだが、又又、思わぬハプニングが起こるのである。
現在進行中の介護です。はじまりは2007年ですが、当初のものより順次載せております。この介護日記は、みのりホームの 「ティータイム通信」 にて掲載し続けているものですが、ぜひこちらでも紹介したく、掲載の運びとなりました。
※今回は、2010年、6月号に掲載の内容です。
発熱して大事をとって入院したおばぁちゃん。
病院へ行ってみると、ベッドの上で青白い顔をして腕には点滴がささっている。
絶食状態でこの点滴が実に一週間続くことになる。
入れ歯をはずして、少し口を開けて眠っている顔は、いかにも生命をすり減らし、枕元に手を伸ばせばあの世はすぐそこ。
一寸何かがあれば、フッと私達の前から消えてしまいそうな、そんな淋しい思いに駆り立てられる。しかし2、3日もすると血色も良くなり、トンチンカンながら会話も普通に出来る様になった。相変わらず食事は無いが、点滴だけで生きている。しかも、日増しに元気である。まさに、点滴様々である。
一週間過ぎた頃からようやくおおもゆが出て食事開始であるが、慎重そのものといった感じである。入院した時、医者からは 「油ものを食べさせたでしょう。」 と云われたそうだが、考えてみれば甘いものの中には結構バターなどの油類がはいっているなぁと、後々気づく次第である。
入院から一ヶ月程して、ようやく退院のお話が出て自宅に帰ることが出来たのだが、又又、思わぬハプニングが起こるのである。
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