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ヘンリー王子とメーガン妃にクリスマス祝賀会の招待状届かず


ヘンリー王子(左)とメーガン妃(ロイター)


2023年11月13日 18:50東スポWEB


 王室離脱後の一連の騒動と確執を受けて、ヘンリー王子とメーガン妃が今年のクリスマス休暇は英国に戻らないことが確実になったと王室専門家が指摘した。英紙エクスプレスが13日に伝えた。

 ヘンリー王子夫妻は今年初めに英国滞在時の住居だったフロッグモア・コテージから「立ち退き」を行った。そのため今年の王室のクリスマス祝賀行事には帰国しないだろうと王室専門家リチャード・フィッツウィリアムズが指摘した。

 リチャード氏は、ヘンリー王子夫妻には英国に拠点がない上に、王室とは平和な関係からはほど遠く、クリスマスの再会は不可能になる可能性が大きいと述べた。

 またメーガン妃とヘンリー王子は、王室のクリスマス祝賀会への招待状をまだ受け取っていないと伝えられている。


 先にはヘンリー王子とメーガン妃の広報担当者が16日に予定されているチャールズ国王の75歳の誕生日祝賀会について発表し、夫妻が「招待されていない」ことを明らかにしている。つまりわずか1週間で2度目の〝冷遇〟を受けたことになる。

もはやヘンリー王子夫妻と王室の間では、こうしたお祝いの計画は、ほとんどが確実に中止になる状況になってしまった。

王室はあくまで秘密主義を貫いているため、噂が先行し、結局は実現しないことが多々あり過ぎる。

 両サイドが問題を抱えているとはいえ、立て続けに恥をかかされたヘンリー王子夫妻。これでは英国へ戻ろうという積極的な気持ちにはなれないだろう。

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2023/11/14 06:00

〈 「廊下の向こうに黒ずくめの男が」カギをかけなかったせいで…女子学生6人が生活する家で起きた“殺人事件の結末” 〉から続く

 アメリカでは、政界を中心に陰謀論者や原理主義保守派の暴走が止まらない。ここでは、現地在住の映画評論家・町山智浩氏がリアルタイムのアメリカをレポートした『 ゾンビ化するアメリカ 』(文藝春秋)より一部を抜粋。


 今年1月に発売された、ヘンリー王子の自伝『スペア』。本書の赤裸々すぎる内容に、イギリス・アメリカのメディアはどのような反応を見せたのか――。〈初出は「週刊文春」2023年2月2日号〉(全4回の3回目/ 続き を読む)



ヘンリー王子 ©getty


◆◆◆

「スペア(予備)? 僕のこと?」

「アメリカって住むには最高だね!」

 そう言って笑うハリー王子に、ニューヨークの観客は拍手喝采した。彼はCBSテレビの番組『ザ・レイト・ショー』に出演して、司会のスティーヴン・コルベアとテキーラで乾杯した。

 ハリーことヘンリー王子は英国の王子でサセックス公爵、しかし王室を離脱し、2020年からアメリカ人の妻メーガンと2人の子供と共にカリフォルニア州のサンタバーバラに住んでいる。好物はもうスコッチとフィッシュ&チップスではなく、テキーラとハンバーガーだという。

 番組でハリー王子が座る椅子の横には、もう1人のゲストであるトム・ハンクスが座ることになっている空の椅子があった。それを指差してハリーはこう言った。


「この椅子はスペア(予備)? 僕のこと?」

 ハリー王子はこの日、自伝『スペア』を発売した。その本のなかで彼は、次男である自分は、長男であるウィリアム王子のスペアにすぎない、と感じてきたと書いている。

『スペア』は英・米・カナダで発売即140万部を超えるベストセラーになったが、発売前から、あまりに率直すぎる書き方が物議を醸していた。

 ハリーは大学生の頃、タブロイド紙に「不良王子」と書かれたこと、つまり連日、酒やドラッグに溺れていたのは事実だと認める。また、童貞を捨てた経緯(年上の女性に誘われて酒場の裏の草の上で)や、北極点への200マイル踏破にチャレンジした時にペニスが凍傷になったことまで書いている。

 北極点チャレンジは、傷痍軍人支援のチャリティ・イベントとして行われた。ハリーは英国軍人としてアフガニスタンに従軍し、攻撃ヘリの銃撃手としてタリバンの兵士25人を射殺したという。

「その25人を僕は人間と考えなかった。人間と考えたら殺すことはできない。彼らはチェスの駒にすぎない。善良な人を殺す前に悪党どもを取り除くのだ。そのように敵を非人間化するように僕は訓練された」

 この記述には「でも兵士は人間であって駒じゃない」と批難が殺到した。ハリーは『ザ・レイト・ショー』で、「あれを書いたのは、(戦場で人を殺した罪悪感でPTSDを負った)退役軍人の自殺を防ぐためです」と弁明した。


ヘンリー王子は王室内の秘密を暴露

 もちろん、最も問題になっているのは、英国王室内の描写だ。ハリーは英国のタブロイド紙のメーガン・バッシングには、アフリカ系アメリカ人である彼女を排除しようとする王室内の人間が関与していると断言する。

 なかでも衝撃なのは、メーガンのことを批判した兄ウィリアムとキッチンで口論になるシーンだ。

「ウィリーは僕の胸ぐらをつかんで床に押し倒した。床に置いてあった犬用の餌のボウルが背中で割れて、破片が食い込んだ」

 また、父チャールズに対しても「カミラとつきあうのは許すが、結婚だけはしないでほしい。王妃として戴冠させないでほしい」と願ったが、裏切られたと書いている(今年5月に戴冠式)。

『スペア』は「金目当てだ」と批判されている。ハリーはこの本の印税で27億円、さらに、Netflixで放送されたドキュメンタリー『ハリー&メーガン』ではプロデューサーとして200億円を手にしたという。

王室を離脱して英国からの公金が支給されなくなった以上、自力で稼ぐ必要はあるのだろう。父の土地の不動産賃貸料として年に3億円近くを受け取り続けるのだが。


 書評も手厳しい。英国の保守系新聞タイムズ紙は、「400ページに及ぶハリーのセラピー記録」、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は「半狂乱」、米ワシントン・ポスト紙は「ハリーはタブロイド紙を憎みながら、タブロイド紙にスキャンダルを提供している。

プライバシーを守れと言いながら、兄や父のプライバシーを侵害している」と矛盾を指摘する。


「ママはいつか僕を助けに来てくれる」

 さらにワシントン・ポスト紙は、父や兄への愚痴を書き散らすハリーを「母を亡くした12歳の少年のまま精神的に成長していないかのようだ」と評した。英ガーディアン紙も『スペア』を「母の死から立ち直ることができなかった少年の悲しい物語」と書いている。


 想像してみてほしい。12歳で、自分の母親がパパラッチにカーチェイスされて事故死する体験を。

「自動車の残骸のなかで瀕死の母をパパラッチは助けようともせずにただ撮影し続けた」

 母の死を知らせに来た父チャールズは一滴の涙も流さず、ハリーを抱きしめもしなかった。

 その後、ハリーの本当の父はチャールズではなくダイアナの不倫相手だった乗馬のコーチ、ジェームズ・ヒューイットだと噂された。ハリーの赤毛が彼と似ていたから(実際はダイアナが不倫したのはハリーを生んだ後)。

チャールズもハリーに向かって「お前は俺の子じゃないな」とジョークを言った。どうかしてる。

 誰も守ってくれない王室で、ハリー少年はこう考えるようになった。ママは死んだふりをしてどこかに隠れただけだ。いつか僕を助けに来てくれる。

 そんなハリーだから学生時代にはドラッグに溺れ、軍に身を投じて敵兵に怒りをぶつけたのだろう。そんなトラウマに苦しむハリーにセラピーを勧めてくれたのはメーガンだった。

『スペア』は自分はスペアにすぎないと思った少年がアイデンティティを求めてもがく旅の記録だ。だが、王室から出た後ではもう唯一無二のハリーとして生きていくしかない。

 ちなみに『ザ・レイト・ショー』でハリー入場のBGMに使われた歌はアルバート・キングのブルース「悪い星の下に生まれて」だった。

〈 7500人の社員を1000人に減らし、批判的な人物のアカウントを停止…イーロン・マスクの“失敗”の責任を押しつけられたのは誰? 〉へ続く
(町山 智浩/ノンフィクション出版)
















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ヘンリー王子が終戦記念日の慰霊碑礼拝を欠席



ヘンリー王子(ロイター)


終戦記念日に伴う12日の英国慰霊碑礼拝(ロンドン・ホワイトホール)を欠席したヘンリー王子が「深い葛藤」に襲われていると王室専門家が、13日の英紙エクスプレスで指摘した。


かつて軍隊に従事したヘンリー王子は、王室から離脱したことで、慰霊碑での追悼日曜礼拝で戦没者を公に追悼することができなかったことを「深い後悔」を持って受け止めていると、王室評論家のリチャード・フィッツウィリアムズ氏は指摘。

さらには「軍隊は常にヘンリー王子の人生の重要な部分であり、どんなに(王室に)反するふりをしても、彼は深い葛藤を抱えているに違いない」と語った。


同礼拝にはチャールズ国王夫妻、ウィリアム皇太子夫妻ら主要王室メンバーが出席。喪服に身を包んだカミラ王妃とキャサリン皇太子妃はバルコニーに姿を見せ、集まった英国国民から熱狂的な大歓声を浴びた。

ヘンリー王子は2回のアフガニスタン従事を含み10年間陸軍に勤務したが、上級王室の職を辞した際に軍の称号と後援を剥奪された。そのため昨年9月のエリザベス女王の葬儀など王室行事で軍服を着用の着用を認められなかった。


フィッツウィリアムズ氏は「これは歯がゆい思いだったに違いない」と語りつつ「ヘンリー王子はアフガニスタンでの10年間の軍務を経験し、そこで非常によく従事した。

彼は14年に(退役軍人のための)『インビクタス・ゲーム』を設立した。負傷者、負傷者、病気の男性、女性、退役軍人を助けるための素晴らしいアイデアとして称賛されている。

なので女王の葬儀で、制服を着て敬礼できなかったときは動揺したに違いない。しかしそれは彼の選択だった。彼がとても大切にしていた軍の後援も失った」と指摘した。

軍人としてのプライドと誇りを失った王子の心の傷の深さは、本人にしか分からないに違いない。

1960年創刊の夕刊娯楽紙「東京スポーツ」を発行する東京スポーツ新聞社が運営。驚きと喜び、夢と笑いで世の中を彩る総合エンターテインメントメディア

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11/13(月) 21:20配信


ヘンリー王子&メーガン妃


ヘンリー王子とメーガン妃が、サンディエゴにある米海軍特殊部隊ネイビー・シール・ファンデーション(Navy SEAL Foundation)を支援した。

同組織は米海軍特殊戦コマンドの軍人や退役軍人、家族に不可欠な支援を提供するNPO。

同市内に軍人や退役軍人がけがやトラウマから肉体的、精神的に回復するためのフィットネス設備を新設し、そのオープニングイベントを訪問した。 


施設見学の後は、退役軍人や家族が直面したメンタルヘルスについての議論にも参加。 

メーガン妃は花飾りをつけたネイビーのセーターと黒パンツのスタイリングし、花飾りは、イギリスのリメンブランス・デーのシンボルである赤いポピーのブローチを模したもの。

ヘンリ―王子は黒のスーツを着用して、胸もとにその赤いポピーのブローチをつけていた。


ヘンリー王子&メーガン妃

夜は施設のオープニング祝いに出席して、ネイビー・シール・ファンデーションの人々と対面。

ヘンリー王子は「海軍特殊部隊が現役メンバーと退役メンバーを心身一体的アプローチでサポートしているのは、他には例のないことです。退役軍人はここに来れば、身体だけでなく心も癒やすことができます」と述べていた。 

メーガン妃は、ヘンリー王子に合わせてエレガントな黒のスーツにチェンジ。

ヘンリー王子は日中と同じクラシックなスーツだった一方で、メーガン妃はフィットした黒のジャケットと細身のパンツに、黒のタンクトップとポインテッドトゥのパンプスをスタイリング。

2人ともリメンブランス・デーの赤いポピーのブローチをつけていた。 

イギリスと英連邦加盟国は第一次世界大戦終結を記念し、毎年11月11日をリメンブランス・デーとして、第一次及び第二次世界大戦の戦没者を追悼する式典を行っている。

from Harper's BAZAAR US

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 これまでにも幽霊の目撃談やオカルト関連の事例が多く報告されているイギリスで、またまた英国王室宮殿内にいたとされる、「笑う幽霊」の存在がクローズアップされている。


 この幽霊話を報じたのは、10月25日付の英紙「エクスプレス」。インタビューに応じたチャールズ国王の元執事、グランド・ハロルド氏が勤務中に「くすくす笑う少年の幽霊」の声を聞いたと証言。

 元王室職員の話だけに信憑性があるとして、イギリス中のオカルトファンがザワついている。ヨーロッパのオカルト事情研究家が語る。


「ハロルド氏は国王の下で7年間働いていた執事ですが、王室には主要な宮殿がいくつもあり、具体的にどこの場所とは語っていません。が、そのひとつに、かつて井戸だったものを地下室に作り変えた場所があるのだとか。

その井戸がある宮殿で100年ほど前に大きな火災があり、おそらくは職員の家族なのでしょうか、幼い男の子がその井戸に落ちて溺死したのです。

男の子の遺体は職員の手により地元の教会の墓地に埋葬されましたが、これ以降、その少年が幽霊となって、かつて井戸だった地下室にたびたび出没するようになったというんです」


 ある日のこと、ハロルド氏が同僚と地下室を訪れると、そばにあったボウルや椅子が急に動き出し、小さな男の子の笑い声が聞こえてきた。

恐ろしくなってその場から逃げ出したが、その後、家政婦と一緒に地下室に行って電気を消すと、男の子の笑い声は消えたというのだ。


「ハロルド氏が言うには、宮殿の中でも最も恐ろしいのが、冬の保養地であるサンドリンガム宮殿。ここではジョージ6世、ジョージ5世、クラレンス公も亡くなった場所であり、夜間に宮殿内を歩くと奇妙な音が聞こえてきたり、不思議なものを目にすることが多かった。

イギリスにはこういった超常現象が起こる場所が多く、ロンドン東部エセックス州にある幽霊屋敷、ボーリー牧師館は長年『イギリスで最もお化けが出る家(The most haunted house in Britain)』といわれてきました。

牧師館そのものは火事により現存しないものの、跡地には教会や墓地が隣接し、そこでも頻繁に幽霊が目撃されている。観光客があとを絶たないのは、そのためです。

今回のハロルド証言でオカルトブームが再燃しつつあり、すでにサンドリンガム宮殿周辺にはオカルトファンが集まっていると聞いています」(前出・オカルト事情研究家)

 幽霊屋敷に幽霊宮殿…オカルトの伝統あるイギリスならではのニュースなのである。(ジョン・ドゥ)

カテゴリー: 社会   



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