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ヘンリー王子とウィリアム皇太子、関係修復はムリと暴露本著者

2023年11月17日 | 国際社会
セレブ&ゴシップ
公開日:2023/11/16 17:00


ヘンリー王子とウィリアム皇太子、関係修復はムリと関係者(C)AFLO、(C)Zeta Image


 不和が報じられている英王室のヘンリー王子と兄のウィリアム皇太子。ヘンリー王子が自叙伝『SPARE(原題)』を出版してから1年経つが、関係は改善するどころか悪化しているそうだ。




 ヘンリー王子とメーガン妃のことを綴った暴露本『自由を求めて』の作者として知られるオミッド・スコビーが、11月28日(現地時間)に新著『Endgame(原題)』を発売する。これを前に、オミッドがヘンリー王子とウィリアム皇太子の関係について、PEOPLEに語った。


 王子は2020年に王室を離脱し、米カリフォルニア州に転居。離脱以来、自叙伝やインタビューで、家族との関係を赤裸々に明かしたことで、兄ウィリアム皇太子をはじめとする英王室メンバーとの関係が悪化したと伝えられていたが、オミッドによると、自叙伝発売から1年近く経つ今も、兄弟の関係は「少しも変化がない」そうで、むしろ悪化し、お互いに無関心になっているそうだ。


 「『SPARE』の出版は、ヘンリー王子が家族に向け、長年感じていたことを訴えかける最後の行為だったとみています。話し合いを持ち、感情をシェアする十分な機会を設けられなかったのは明らかです」とコメント。

「かつては同じ方向を向いていた2人の男です。それが、片方は王室を守るため、成長しなければいけなかったのです」と語る。

 またオミッドは、王室としても2人の間に介入し和解を促す用意はないとみている。「初期の段階で、情報筋に話を聞きましたが、彼らはヘンリー王子を造反者と呼び、ウィリアム皇太子の立場で物事を見ていました」

「王室内部から見ると、ヘンリー王子は君主制に対する脅威です。王室の許す範囲を超えて彼が自由に自分の考えを公にすることは、王室の敵とみなされます」と明かした。


 王室離脱後も、ヘンリー王子は祖母エリザベス女王の葬儀や父チャールズ国王の戴冠式出席のため、何度かイギリスに帰国している。

チャールズ国王の誕生日には、電話でお祝いを述べたとも伝えられている。しかし、兄ウィリアム皇太子との間で、和解の場を設けたという話は伝わってきていない。

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セレブ&ゴシップ
公開日:2023/11/7 17:00


ヘンリー王子、父チャールズ国王75歳の誕生日パーティーに招かれていない(C)AFLO



 英王室を離脱し、メーガン妃とともに米カリフォルニアを拠点に活動しているヘンリー王子。父チャールズ国王の75歳の誕生日パーティーに参加しないと報じられたが、実際は、招かれていなかったそうだ。


 Peopleによると、先週末The Sunday Timesが、チャールズ国王が来週迎える75歳の誕生日をクラランス・ハウスで祝うと報道。ヘンリー王子は「カリフォルニアから参加することはない」としていたそうだ。

 これを受け、ヘンリー王子とメーガン妃の広報担当者が声明を発表。「英メディアの報道がありましたが、国王の誕生日に関して連絡を受けていません。The Sunday Timesが誤った報道を行ったことに、失望しています」と明らかにしたそうだ。

 ヘンリー王子は、2020年に王室を離脱。今年初めに、自叙伝『SPARE』を出版し、家族との関係を赤裸々に綴ったことで、王室メンバーとの間にできた溝が深まったとされている。

 今年5月には、チャールズ国王の戴冠式出席のためイギリスに帰国したが、式典に出席したのち、ちょうど同日だった息子アーチー王子の誕生日に間に合わせるため、アメリカにとんぼ返りしていた。

 当時王子の関係者は、戴冠式の招待を、国王のオフィスからメールで受け取ったと証言。「チャールズ国王から招待されたわけではありません。ヘンリーは、父から直接声をかけてほしかった。いつでも、誰かが介在するのです」とコメント。これを機に、父子で話したいと考えていた王子の願いは実現しなかったと明かしていた。

 王子は9月に、WellChild Awardsに出席するため、単身ロンドンを訪問。亡き祖母エリザベス女王の命日と重なったが、国王夫妻はスコットランドでこれを偲び、兄ウィリアム皇太子はウェールズにて過ごし、ヘンリー王子と面会することはなかった。王子は1人、ウィンザー城にある祖母の墓前を訪れたとされている。

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TechinsightJapan / 2023年11月17日 11時57分





英王室伝記作家オミッド・スコビー氏による新たな暴露本が11月下旬に出版されるが、その前に米メディアで同著の一部が公開された。

その内容は、2022年9月にエリザベス女王が崩御する直前、ヘンリー王子とウィリアム王子(当時)の間で起こった兄弟の確執を綴ったものだ。

これに対して王室関係者は英メディアの取材に応じ、「ウィリアムとキャサリンを一番のターゲットにしている」「ナイフが再び持ち出され、傷口が開かれてしまった」と怒りを露わにした。

英王室伝記作家オミッド・スコビーによる新たな暴露本『Endgame(原題)』が現地時間11月28日に出版されるが、それに先立ち米メディア『People.com』が同著の一部を掲載した。

英ジャーナリストのオミッド氏は、2020年に出版したヘンリー王子とメーガン妃の伝記本『自由を求めて:ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る(原題:Finding Freedom: Harry and Meghan and the Making of a Modern Royal Family)』の共同著者だ。

そんな同氏による新たな暴露本では、2022年9月8日にエリザベス女王がスコットランドのバルモラル城で崩御した日に起こった、ヘンリー王子とウィリアム王子(以下、当時)の兄弟間の確執が明かされている。

当時、ヘンリー王子とメーガン妃はチャリティイベントに出席するため、息子アーチー君と娘リリベットちゃん(ともに当時)を米国の自宅に残してヨーロッパを訪問しており、英国にも滞在した。

同月7日にはバッキンガム宮殿が声明文で、女王が医師からの安静勧告を受けたため、予定していた公務を急遽中止すると発表。翌8日には女王が医師団の管理下に置かれ、直近の家族がバルモラル城に集まるよう伝えられた。

オミッド氏は当時のヘンリー王子夫妻の様子について、このように綴っている。

「サセックス公爵夫妻は、バッキンガム宮殿がすでに女王の最後の時間と新たな王政時代の最初の日々を計画していることを翌朝まで知らなかった。公爵の電話が鳴り始まるまでは。それは知らない電話番号からでした。彼はいつもなら、そういった電話を無視するのです。」



同著によると、その時にメーガン妃が電話に出たほうがいいと言ったため、王子は呼び出し音が止まる直前に電話に出たという。

電話の相手は父チャールズ皇太子(当時)で、カミラ夫人(当時)とともにダンフリーズハウスからバルモラル城に向かうところだとヘンリー王子に告げた。そして王子に対して、即座にスコットランドに向かうように伝えたそうだ。


その後、ヘンリー王子は兄ウィリアム王子にショートメッセージを送り、キャサリン妃(当時)とスコットランドに行く予定についてや、自分達も一緒に行けるかどうかを尋ねた。しかし返事は来なかったという。

しばらくするとヘンリー王子は、ウィリアム王子がアンドルー王子やエドワード王子夫妻と一緒のフライトをすでに確保したと知らされた。ヘンリー王子はそのフライトに同乗できるかどうかを知りたかったものの、誰とも連絡が取れなかったそうだ。

オミッド氏が取材したヘンリー王子夫妻に近い関係者は、「このようなことを目のあたりにして、心が痛みました。彼は当時、完全に孤立していたのです」と嘆いたという。

しかし、同著でオミッド氏がこのような主張をしたことに対して、王室関係者は怒りを露わにした。

この関係者は英メディア『The Mirror』の取材に応じ、「このような痛みや悲しみに包まれている時でさえ、閉ざされたドアの向こうで何が起ころうとも、ロイヤルファミリーに関することはいつも明らかになるようです」と述べ、オミッド氏をこのように批判した。

「ウィリアムとキャサリンに関しては限度がなく、著者にとっては彼らが一番のターゲットであるようです。わずか数か月も経たないうちにナイフが再び持ち出され、傷口が開かれてしまったのです。」

ヘンリー王子は今年1月に出版した回顧録『Spare(原題)』で、過去にウィリアム王子から身体的暴力を受けたことや、兄の花婿介添人を務めたのは「白々しい嘘だった」と綴るなど、兄弟間の確執を暴露していた。

画像は『The Prince and Princess of Wales 2019年11月10日付Instagram「On #RemembranceSunday The Duke and Duchess of Cambridge joined Her Majesty The Queen and members of @TheRoyalFamily,」』『Omid Scobie 2022年12月13日付Instagram「BOOK NEWS→ENDGAME: Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival TO BE PUBLISHED GLOBALLY ON NOVEMBER 28, 2023」、2023年5月11日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

外部リンク



国際 団体はイスラエル戦争犯罪への共謀でカナダ当局者の訴追を求める

2023年11月17日 | 国際社会
ニュース   /   パレスチナ   /   詳細
2023年11月17日金曜日 午前2時28分  [ 最終更新: 2023年11月17日金曜日 午前2時28分 ]


カナダのジャスティン・トルドー首相も、イスラエル政権の戦争犯罪への共謀でカナダ政府高官らを訴追する意向通知を受け取った当局者4人の中に含まれている。


国際的な擁護団体は、ガザ地区のパレスチナ人に対するイスラエル政権の戦争犯罪に加担したとしてカナダ政府高官らの訴追を求める意向だ。


パレスチナ人のための国際司法センターは、カナダの責任に関する法的作業部会(ICJP LWGCA)は木曜日、カナダ政府にこの意向を通知した。

通知が送達された当局者は、カナダのジャスティン・トルドー首相、メラニー・ジョリー外務大臣、マリー・クロード・ビボー国税大臣、およびアリフ・ビラニ司法長官である。

ICJP LWGCAの親団体であるICJPは、「通知には、カナダ政府当局者がイスラエルの戦争犯罪や人道に対する罪を幇助・教唆した証拠があれば、個人的に責任を負い、国際刑事裁判所に訴えられる可能性があるという厳重な警告が含まれていた」と述べた。とウェブサイトで報じた。

この報告書は、イスラエル政権がガザ地区の抵抗勢力による作戦に対抗して繰り広げている容赦ない戦争の42日目に発表された。

ガザに本拠を置く保健省によると、イスラエルは戦争中、これまでに子供4,630人、女性3,130人を含む少なくとも1万1,500人のパレスチナ人を殺害し、3万2,000人以上を負傷させた。


国連専門家、ガザに対するイスラエルの「大量虐殺扇動」の証拠を指摘

イスラエルは国際的な非難を無視してガザ地区の病院や医療施設を標的にしてきた。


政権はまた、200万人以上のパレスチナ人が暮らす世界で最も人口密度の高い地域の一つへの水、電気、医薬品、燃料などの基礎的物資の流れも遮断した。

「それにもかかわらず、カナダ政府はイスラエルへの断固たる支援を約束し続けている。また、武器輸出の停止を拒否し、イスラエル軍を支援するためのカナダ人志願兵の不法徴用を阻止する行動を取ることを拒否し、数百万ドルの援助を阻止することも拒否している」

慈善活動を行う一部のカナダ組織がイスラエル軍の利益のために不法に送金したものではない」とICJPの報告書は述べている。


戦争が始まって以来、数千人の親パレスチナデモ参加者がガザでの即時停戦を求めてカナダ全土を行進してきた。


ガザでの停戦を求めて数千人がカナダ全土を行進

数千人の親パレスチナデモ参加者がカナダのトロントとオタワの通りを埋め尽くした


ICJPによると、人権、国際法、平和、外交政策を専門とする数多くの主要な国内外の組織が、テルアビブの戦争犯罪支援に対するオタワの責任を追及することを目的としたこの取り組みを支持している。

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ニュース   /   パレスチナ
2023年11月16日(木) 19:28   [ 最終更新: 2023年11月16日(木) 19:28 ]


写真は、2023年11月16日、インドネシア病院でイスラエルによるガザ空爆後、負傷したパレスチナ人を写したものである。(ロイター通信より)


パキスタンのジャーナリストでコメンテーターのオリヤ・マクブール・ジャンは、 包囲されたガザ地区の状況についてプレスTVのインタビューに応じ、ガザ地区は有史以来最も重要な強制収容所であると述べている。


マクブール・ジャン氏は、イスラエル政権は包囲されたパレスチナ領土全域に刑務所よりも悪い状況を作り出したと述べた。

同氏は、ガザのパレスチナ人は「通常は野外刑務所と言われる場所」に閉じ込められているが、実際には民間人を監禁するために設計されており、「世界最大の強制収容所」と呼ぶべきだと語った。

「有史以来、第一次世界大戦や第二次世界大戦中であっても、このような強制収容所は一度もありませんでした。刑務所では、少なくとも基本的なニーズ、医療援助、設備が提供されます。しかし、ガザは現在国際強制収容所であり、そこで大量虐殺が行われているのです。」

分析者は、イスラエルの行動と古代エジプトの「ファラオの伝統」を類推した。

ガザ保健当局者らは、イスラエルのブルドーザーと戦車がガザ市のシファ医療複合施設の南入口の一部を破壊したと発表した。政権軍も施設への襲撃を認めた。パキスタンのコメンテーターはまた、イスラエルによるシファ医療複合施設への襲撃を非難した。


国連専門家、ガザに対するイスラエルの「大量虐殺扇動」の証拠を指摘

イスラエルは国際的な非難を無視してガザ地区の病院や医療施設を標的にしてきた。


同アナリストは、米国と欧州各地でパレスチナ人を支援するために組織された最近の大規模なデモは、西側指導者によるイスラエル政権への無条件支持にも関わらず、国民大衆が依然としてパレスチナの大義を支持していることを示していると述べた。


「世界の人々はパレスチナを支持しています。人々は路上で、イスラエルは戦争犯罪や大量虐殺を犯すべきではないと主張している。」

パキスタンの解説者は、イスラエルがガザ地区で阻止されなければ、政権との関係正常化を目指してアブラハム協定に署名したアラブ諸国への侵略をさらに拡大する可能性があると述べた。

同アナリストは、ガザでのイスラエル戦争に関してイスラム教徒とアラブの支配者の大半がとっている姿勢を「弱くて恥ずかしい」と評した。

イスラム教徒やアラブ人の支配者の中には「アメリカの覇権の傘の下にある親西洋派だ」と彼は言う。彼らは西側経済に依存しているのです。」

包囲されたガザ地区に対するイスラエルの猛攻撃から41日目となった今も、病院は依然として政権側の致命的な襲撃の中心となっている。ガザ市のシファ病院はイスラエル軍の戦車とブルドーザーに囲まれている。誰も医療施設から出ることはできません。 

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ニュース   /   パレスチナ
2023年11月16日(木) 16:23   [最終更新: 2023年11月16日(木) 16:38]


2023年10月17日、イスラエルによるガザ市への砲撃のさなか、パレスチナ人の少女が病院に運ばれる。(AFP)


国連の専門家らは、包囲されたガザ地区に対するイスラエルの容赦ない攻撃のさなか、パレスチナ人に対する「大量虐殺の扇動が増大している証拠」があると述べている。


数人の特別報告者を含む専門家グループは木曜日の声明で、封鎖されたパレスチナ領土全域でイスラエルが国民に対して「重大な違反」を行っていると述べた。

声明には「政府がわれわれの呼びかけに耳を傾けず、即時停戦を達成できないことに、われわれは深く動揺している」と書かれている。

「我々はまた、包囲されたガザ住民に対するイスラエルの戦争戦略に対する特定の政府の支援と、大量虐殺を阻止するために国際システムが動員できないことを深く懸念している。」

専門家らは以前、ガザ地区での「大量虐殺と人道的大惨事の阻止」に時間がなくなりつつあると警告していた。

イスラエル戦争のパレスチナ人被害者を代表する弁護士グループは今週初め、国際刑事裁判所(ICC)に告訴状を提出した。弁護士らは、ガザでのイスラエルの行為は大量虐殺に当たると主張している。


国連委員会、イスラエルによるガザ地区の児童殺害を非難、児童殺害者には勝てないと述べた

国連児童権利委員会は、ガザでイスラエルによる「重大な人権侵害」が増大していることを非難し、「何千人もの子供が殺される戦争に勝者はいない」と述べた。


ガザでは病気と飢餓は避けられない:国連人権担当責任者

フォルカー・ターク国連人権高等弁務官は木曜日、ジュネーブでの会見で「感染症の大流行と飢餓は避けられないようだ」と述べた。

同氏は、燃料の枯渇はガザ全土で「壊滅的」なものとなり、下水道システムや医療の崩壊につながり、供給されている乏しい人道支援も終了するだろうと述べた。

トルコ氏はまた、イスラエルの砲撃は「今世紀にまれに経験したほどの激しさだった」とも語った。

国連当局者はまた、占領下のヨルダン川西岸でパレスチナ人に対する暴力が激化していることにも懸念を表明した。

「私の見解では、これは潜在的に爆発的な状況を生み出しているが、はっきりさせておきたいのは、我々は早期警戒のレベルをはるかに超えているということだ」とターク氏は語った。「私は占領されたヨルダン川西岸について、可能な限り大音量で警鐘を鳴らしています。」

世界保健機関は、ガザで蔓延する病気の「憂慮すべき傾向」について警告した。


パレスチナ特使、各国に対しガザ虐殺への「目覚め」を求める

パレスチナ大使イブラヒム・クライシは木曜日、ジュネーブで国連加盟国に集まって、各国はイスラエルがガザで行っている大規模な違反に「目を覚ます」必要があると語った。「この部屋で起きたほうがいいよ。これは大虐殺であり、大量虐殺であり、私たちはそれをテレビで見ています。それを続けることはできません。」


イスラエル、イラン抑止のためガザで意図的に「不均衡な武力」行使:流出メモ

伝えられるところによると、イスラエルは、イランとイランの代理人であると主張する勢力に対して、いわゆる「軍事力」を誇示する目的で、パレスチナ民間人に対して「不均衡な武力」を行使している。


ガザ保健当局者らは、イスラエルのブルドーザーと戦車がガザ市のシファ医療複合施設の南入口の一部を破壊したと発表した。政権軍も施設への襲撃を認めた。

病院関係者や医師らは、この施設の貯水量はほぼ枯渇しており、患者やそこに避難している人々の命を危険にさらしていると述べている。

イスラエル軍はこの複合施設に侵入し、ここがハマスの抵抗運動の軍事司令部の上にあると主張した。ハマスはイスラエルが施設で武器を発見したと嘘をついていると政権側の主張をきっぱり否定した。

イスラエルは国際的な非難を無視してガザ地区の病院や医療施設を標的にしてきた。病院への攻撃は国際法と、医療施設を民間インフラとして定めたジュネーブ条約に違反する。

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ニュース   /   政治   /   パレスチナ
2023年11月16日(木) 6:36 PM   [ 最終更新: 2023年11月16日(木) 8:04 PM ]


この写真は西アジアの「抵抗枢軸」の旗を示しています。


イスラム革命防衛隊(IRGC)のコッズ部隊司令官は、ガザ地区ハマスの軍事部門に対し、パレスチナ戦闘員との「抵抗枢軸」の団結を保証した。


「アル・クッズ枢軸国の同胞たちとレジスタンスはあなたたちと団結しており、敵がガザとパレスチナでその汚い目標に到達することを許さない」と准将は語った。イスマイル・カーニ将軍は木曜日のメッセージでこう述べた。

抵抗枢軸とは、イラン、シリア、レバノン、イラク、イエメンなどの反イスラエル団体間の同盟を指し、ガザと連帯してここ数週間イスラエルと米国の目標を攻撃している。

カーニ将軍は、10月7日のパレスチナ抵抗戦闘員による「アル・アクサ嵐作戦」を称賛し、イスラエルの不意を突いて、軍事力から諜報力まであらゆる面での政権の優位性神話を打ち砕いた。

「あなたはアル・アクサの嵐と呼ばれる偉大な叙事詩を創り上げました。それは神の助けと、アル・カッサム旅団の聖闘士たちとガザの抵抗勢力によって達成されました」と彼は語った。

「アル・アクサ嵐後のパレスチナと地域は以前と同じではなくなるだろう」とカーニ将軍は述べた。 

同氏はメッセージの別の部分で、「あなたは簒奪したシオニスト政権の弱さと脆弱さを明確に示し、政権が蜘蛛の巣よりも弱いことを実践的かつ決定的な方法で示した」と述べた。

このメッセージは、ハマスの指導者イスマイル・ハニヤがテヘランでイスラム革命指導者ハメネイ師からドレスダウンを受けたと西側メディアが報じた後に発表された。

木曜日、ハマスの高官オサマ・ハムダンは、英国の通信社ロイター通信が「ニュースの代わりに価値のない嘘を発表した」と述べ、この趣旨の主張を「全くの嘘と中傷」として却下した。

「誰もがハマス運動とイラン・イスラム共和国との関係の性質、そしてパレスチナの大義と国家とその抵抗、特にハマス運動を支援する国の立場を知っており、彼らは次のような見解を知っている。パレスチナ抵抗運動を支援したハメネイ師。

「したがって、両国間の関係の必要性と性質を考慮すると、そのような内容を信じることは不可能である」とハムダン氏はイラン国営通信社IRNAに語った。

ロイターは、ハニヤ氏はテヘランが10月7日の作戦について事前に通知されていなかったため、ハマスに政治的支援を提供するが戦闘には「直接介入」しないと伝えられたと主張した。

同通信はまた、ハニヤ氏がイランとヒズボラに対イスラエル戦争に「全面的に」直接参加するよう求めるハマスの「声を黙らせる」よう求められたとも主張した。

ハムダン氏は、このような偏ったニュースが出版される主な理由は2つあると述べた。

「第一に、ガザでの抵抗運動はシオニスト政権に圧力をかけることに成功しており、誰もが政権の犯罪と女性、子供、無防備な民間人に対する攻撃の程度を認識しています。第二に、敵とその軍隊、戦争機械を標的とするレジスタンスの有効性と効率性を示しています。」


ハムダン氏は、「この地域におけるレジスタンスの影響力は確実に増大しており、これはイスラエル政権とイスラエルにとって大きな懸念を引き起こしているため、このようなニュースの出版はレジスタンスとレジスタンスの枢軸のイメージを破壊する試みでもある」と述べた。支持者たちはフェイクニュースを広めるためにあらゆる手段を使うことを強いられている。」


ハムダン大統領は、ハニヤとハメネイ師の「前向きな会談」について唯一言いたかったのは、それが「ハマスとイラン・イスラム共和国の良好で明確な関係の継続」の中で行われたということだと述べた。

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政治に関するその他の情報
















ニュース   /   パレスチナ   /   レバノン
2023年11月16日(木) 23:13   [最終更新: 2023年11月16日(木) 23:13]


レバノンのヒズボラ抵抗運動が公開したビデオからのフレームキャプチャでは、イスラエル政権軍の戦車を標的にしていることが示されている。


レバノンのヒズボラ抵抗運動は、イスラエルによる容赦のない戦争にさらされているガザ地区のパレスチナ人を支援するために実施された作戦で、別のイスラエル戦車を破壊したと発表した。


レバノンのアルマヤディーンテレビネットワークが報じたところによると、同運動は木曜日に状況を報告し、破壊された標的はイスラエルのメルカバ戦車であると特定し、イスラエル政権のブラニト駐屯地に対して外科攻撃ミサイルを発射して標的を無力化したと発表した。 


ヒズボラはまた、占領実体のヘルモン軍前哨基地と、ハダブ・ヤロン遺跡近くのカランティナ丘に集結していたイスラエル歩兵部隊を攻撃したと発表した。
「レジスタンスは、ジャル・アル・アラムの拠点が誘導ミサイルで標的にされたと報告し、シュトゥーラのイスラエル占領軍(IOF)の一団を標的にし、直接目標を達成したことに加えて、そこで直接攻撃が達成されたと指摘した」と報告書は付け加えた。 。


レバノンの運動側は、「ガザ地区の堅固なパレスチナ人民を支援し、彼らの勇敢で名誉ある抵抗に連帯して」作戦を実行したと述べた。

イスラエルのガザ戦争は、パレスチナ人に対する数十年にわたる流血と荒廃作戦に対抗して、同地域の抵抗運動がアルアクサ嵐作戦と呼ばれる占領実体に対する奇襲攻撃を行った後に始まった。

ガザに本拠を置く保健省によると、イスラエルはこれまでに子供4,630人、女性3,130人を含む少なくとも1万1,500人のパレスチナ人を殺害し、3万2,000人以上が負傷した。

戦争開始以来、イスラエル政権はレバノン南部に対しても散発的な攻撃を行っており、これが政権とヒズボラの間で銃撃戦を引き起こしている。


レバノンのヒズボラ、「ガザのパレスチナ人支援のため」イスラエル歩兵に報復攻撃を開始

国境地域で緊張が高まる中、レバノンのヒズボラは占領地に対して数回の報復攻撃を開始した。


11月初旬、ヒズボラのサイエド・ハッサン・ナスルラ事務総長は、イスラエルに対してあらゆる選択肢が検討のテーブルにあると述べ、シオニスト政権に対し、ガザ地区のパレスチナ人に対する侵略を直ちに停止するよう促しました。


ヒズボラ長官:イスラエルに対して「あらゆる選択肢」がテーブルにある

ヒズボラ事務総長サイード・ハッサン・ナスララは、イスラエルに対してあらゆる選択肢がテーブルにあると述べた。


ナスララ首相は当時、ヒズボラはあらゆる可能性に備える用意ができていると述べ、地域戦争を阻止したい者は包囲された沿岸地域に対するイスラエルの侵略を速やかに止めなければならないと付け加えた。

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シリア大統領、一部の犯罪に対して大恩赦を与える

2023年11月17日 | 国際社会


 2023年11月16日木曜日 - 06:53 GMT


シリアのバシャール・アル・アサド大統領は、2023年11月16日以前に犯された犯罪に対して大恩赦を与え、その立法令では一部の犯罪と刑罰の一部に対する完全恩赦と減刑に置き換えることが規定されていた。


シリア_世界

この政令の条項には、他の犯罪に対する刑罰の一部に対する恩赦に加えて、犯したすべての犯罪に対する大赦を与えることが含まれており、また、他の犯罪に対する刑罰を減刑に置き換えることも規定されている。

この政令の第 1 章の条項では、軽犯罪および違反に対するすべての刑罰と、少年に対するすべての矯正およびケア措置の恩赦が規定されています。


不治の病を患い、個人的なニーズを満たすために他人の助けを必要とする人に対して、生涯または一時的に刑を赦免すること。

そして、この立法令の発布日において 70 歳に達した受刑者の生涯または仮の刑期について。

また、1949 年の立法令第 148 号およびその改正により公布された刑法第 285 条および第 286 条に規定された犯罪に対して、犯罪がシリア人によって犯された場合には全額刑が科せられます。


2013 年立法令第 20 号第 1 条に規定されている犯罪に対する全額罰金については、誘拐犯が率先して誘拐された人を何の補償もなしに安全に解放するか、誘拐事件から 10 日以内に管轄当局に引き渡した場合に課せられます。この立法令の発効日。

軍罰に関しても、この法令に基づき、国内の兵役からの脱走に関連する犯罪に対する刑罰は全額免除された。

この法令の規定には、「国内逃亡の場合は3か月以内、国外逃亡の場合は6か月以内に自首しない限り、隠れて裁判から逃れている者」は含まれていない。


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 2023年11月16日木曜日 - 04:39 GMT


ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は木曜日、パリがシリアのバシャール・アル・アサド大統領に対して逮捕状を発行したことについてコメントした。


世界 - パレスチナ

ラヴロフ外相は、モスクワでのベネズエラ側との記者会見で、パリがシリアのバシャール・アル・アサド大統領に対して国際逮捕状を発行したことは裁判所の偏向の表れであると述べた。


ラヴロフ外相は、フランスがシリアのバシャール・アル・アサド大統領に対して国際逮捕状を発行したことからも明らかな西側司法制度の偏向を強調した。

同大臣は、「シリアのバシャール・アル・アサド大統領に国際逮捕状を発行したフランス裁判所の決定に関しては、ご存知のとおり、西側司法制度は国内外のレベルでその偏りを繰り返し証明してきた」と述べた。 」


昨日、ラブロフ大臣は、パレスチナとイスラエルの緊張を考慮すると、米国は追加の約束なしの人道停戦の用意があるだけのようだと発表した。

テレグラムのRTチャンネルは、同テレビチャンネルとのインタビューでの同大臣の声明を引用し、「米国は現在、他に何かをするという約束もなく、人道的停戦という選択肢以外の準備ができていないようだ」と報じた。

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2023年11月15日水曜日 - 02:21 GMT


フランスの裁判官はシリアのバシャール・アル・アサド大統領とその弟、および彼の上級側近2人に対する逮捕状を発行した。


世界 - シリア

フランス司法当局は、2013年にシリアで化学兵器を使用した容疑で、シリアのバシャール・アル・アサド大統領と弟のマヘルに対し国際逮捕状を発行したと同氏は主張した。

司法関係者はAFPに対し、2013年8月21日にダマスカス近郊の東グータとモアダミエ・アル・シャームで化学兵器使用の容疑で4件の逮捕状が送られたと語った。

逮捕状はアル・アサド大統領、弟のマヘル・アル・アサド氏に加え、シリア軍の准将2人も対象となっている。


2013年8月21日、東グータとモアダミエ・アル・シャム(西グータ)でサリンガス攻撃が発生し、反政府勢力はシリア政府がそれを実行したと非難したが、シリア外務省はテロ集団が東グータで化学兵器を使用したと発表した。 2013 年 8 月のグータ事件とその他の事件。


シリア政府は、この事件はパリとワシントンによる誤解を招く虚偽の作戦であり、この凶悪な犯罪の計画はシリアに対する直接的および間接的なテロ攻撃における両国の完全な協力の枠組みの中で行われたことを確認した。

ダマスカスは、フランスと米国がテログループを支援し、シリアで起きたすべての事件でテログループが使用した化学物質や武器の供給に関与していると非難している。

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「あのドラマはイギリス王室の誤ったイメージを拡散している」

2023年11月17日 | 国際社会
11/16(木) 18:02配信




半世紀近く王室を撮り続けてきたカメラマンが、ドラマ「ザ・クラウン」を批判、イギリス王室の誤ったイメージを拡散していると語った。 


 大人気のNetflixドラマの「ザ・クラウン」だが、批判もある。ドラマはイギリス王室の歴史をなるべく忠実に辿ろうとしているものの、時にはフィクションが現実よりも優先される。英「サン」紙のカメラマンとして45年以上にわたって王室の写真を撮ってきたアーサー・エドワーズはそのことを懸念するひとりだ。


 アーサー・エドワーズは「サン」紙の記事のなかで次のように嘆く。「王族の人生はもうすでに十分ドラマチックなのに、なぜ『ザ・クラウン』はありもしない作り話にこだわるのか。最初の2シーズンを見て、確かに俳優も素晴らしいし脚本もよくできていると思った。でも、フィクションのシーンを追加されて頭に血が上がったのでそれ以上見る気がしなくなった。一部はフィクションです、とか書いておいてほしい」


完全なフィクション


現在83歳のアーサー・エドワーズは、サン紙のカメラマンの中でも最も長く王室を撮りつづけたことで知られる。2022年にフランスの「ル・モンド」紙が報じたように、彼は120カ国以上で200回以上の同行取材をおこない、7回の結婚式、4回の葬儀、7回の王族の誕生を撮ってきた。それほどウィンザー家を近くから見てきただけに、「ザ・クラウン」の中でなにが脚本家の空想の産物であるか(そしてなにがそうでないか)をすぐに見分けられる。カメラマンは、例としてこれまでのシーズンで完全にフィクションであるシーンを挙げた。 


「Netflixのドラマだと、クレア・フォイ演じるエリザベス女王とマット・スミス演じるフィリップ王配はエリザベス女王の即位の直前、ケニアで象に襲われたことになっている。フィリップ王配は、動物が遠ざかるまで警戒を解かない。これは純然たるフィクションだ。さらに1966年に南ウェールズのアベルヴァンで山崩が起こり、地元の学校が飲み込まれて116人の子供と28人の大人が死亡した惨事の現場を、女王が訪問したがらなかったように描いている点もフィクションだ。女王は『ザ・クラウン』を決して見なかったそうだが、その理由はよくわかる」


チャールズ国王はそんな人物じゃない


アーサー・エドワーズが一番イライラするのはエリザベス女王の死去に伴い、2022年9月に英国王となった「チャールズ3世のひどい描かれっぷり」だ。「この『ザ・クラウン』は全世界に配信されている。このドラマのせいで何百万人もの人々がチャールズ国王は陰気で文句の多い人間だと思っている。そんな人物じゃない。国王が一人ひとりと出会うことができたら、とてつもない人気者になるだろう」


 シーズン5第1話は「ヴィクトリア女王症候群」と名付けられている。このエピゾードでチャールズ3世はジョン・メージャー元英国首相と母の退位を画策する。1990年から1997年まで政権の座にあったジョン・メージャー元首相はこれに対してすぐに不快感を表明し、「ドラマを最大限に盛りあげるためのでっちあげ、デタラメだらけのナンセンスの山」と非難した。アーサー・エドワーズも同意見だ。「チャールズ3世が母親といる時、ふたりはいつもとても親密だった。ダイヤモンド・ジュビリーのとき、彼は母親をママと呼び、手にキスをしていた。追い出したい相手にそんなことはしない。ある日チャールズ3世が私にこう言ったことがある。私が王になったら、なんてことは決して口にしないことにしている。それは母が亡くなる時だからだと。母親が亡くなってチャールズ3世がスコットランドから戻ってきたとき、私は西ロンドンのノースホルト空軍基地で飛行機から降りる彼を見た。彼は悲しみに打ちひしがれていた」


最終シーズン


『ザ・クラウン』の最終シーズンは2部構成で、パート1は11月16日から、パート2は12月14日から配信される。1997年にダイアナ妃がパリで亡くなった事件に焦点を当て、2005年のチャールズ3世とカミラ王妃の結婚式で終わる。ダイアナ妃の死の描写の是非をめぐる論争で注目を浴びているシーズン6だが、ウィリアム皇太子(エド・マクヴェイ)とキャサリン皇太子妃(メグ・ベラミー)の出会いも描かれる。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)

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最終更新:11/16(木) 18:02フィガロジャポン 














エリザベス女王の崩御の後、ヘンリー王子とメーガン妃が驚きの扱いを受け、特にメーガン妃は「家族から歓迎されていないと感じた」と胸中を明かした。

BY CHELSEY SANCHEZ公開日:2023/11/16


SAMIR HUSSEIN//GETTY IMAGES

2022年9月8日にエリザベス女王が永眠し、世界中が悲しみに包まれた。イギリスのロイヤルファミリーは皆、一致団結した姿を人々に見せ、力強い家族の絆を改めて示した。しかし、アメリカ版『ハーパーズバザー』の王室担当エディター、オーミッド・スコビーによると、ヘンリー王子とメーガン妃はそう感じてはいなかった。


スコビーは11月に近年のイギリス王室にまつわる新著『Endgame: Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival(原題)』を発表し、その中でさまざまな驚きの真実を明かした。


新著によると女王崩御の当日、ヘンリー王子はスコットランドのバルモラル城に向かう手続きや段取りをを一人で行うように強いられたという。

世界中のメディアがバルモラル城があるアバディーンシャーに一斉に向かったため、ほとんど飛行機や列車のチケットが完売していた。さらに、チャールズ国王はヘンリー王子にメーガン妃とは同行せず、一人で(城に)来るように求めた。それが王室の「慣習」で、キャサリン妃もウィリアム王子に同行してバルモラル城には来ない、と伝えられたため、「ヘンリー王子もこれをしぶしぶ同意した」とスコビーは著書で綴った。


しかし、実際にはキャサリン妃は新しい学校に入学したばかりの子どもたちの送迎するために城に向かわず、ウィリアム王子に同行しないと自ら選択したとスコビーは書く。

元バッキンガム宮殿のスタッフは、「王室はメーガン妃にいてほしくなかっただけだ」と簡潔に説明する。このような感情をメーガン妃も理解しており、「自分は求められていないと感じた」と友人の一人に明かしたという。



EMILIO MORENATTI//GETTY IMAGES

ロイヤルファミリーとは冷戦状態が続いているが、ヘンリー王子は前に進もうとしている。「解決法はあるかもしれないが、ヘンリー王子は関係性が変わる可能性は低いと思っている。特にウィリアム王子は彼と話すことさえ拒否しているからね」と情報源。

ヘンリー王子は友人に「僕は前に進む覚悟はできている。謝罪や説明責任なんて、あると思う? 誰ももう気にしてないよ」と語ったとも報じられている。

Translation: Mitsuko Kanno from Harper's BAZAAR.com














「サセックスの応援団」といわれるオミッド・スコビーが今月末に出版する本が早くも物議を醸している。

By ELLEgirl編集部公開日:2023/11/16



ヘンリー王子(Prince Henry)、メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)Karwai Tang//Getty Images


メーガン妃と仲のいいジャーナリストで、ヘンリー王子とメーガン妃の暴露本『自由を求めて』を出版しているオミッド・スコビー。彼が今月終わりに王子と妃について書いた新しい暴露本『The Endgame(原題)』をリリースする。出版前に内容の一部が報じられ、その内容が王室関係者を激怒させている。


新聞「デイリーメール」によるとスコビーの本には昨年9月エリザベス女王が亡くなった日のことも書いてあるそう。王子と妃は当時、チャリティ活動のためにイギリスを訪れていたが、スコビー曰く「王子は英国王室がエリザベス女王の死に備えていることを知らされていなかった」。

女王の体調が深刻な状態になった翌朝に初めて、チャールズ国王から電話があり「今すぐ女王のいるスコットランドのバルモラル城に来るように」と言われたそう。ちなみにスコビーは国王側が番号非通知でかけてきたこともやんわり非難。

王子は普段そういう電話には応答しないのでその電話にも出なかった。妃から助言されて「切れる寸前のところで」出たと書いている。


父からそう言われた王子はウィリアム皇太子にテキストを送り、皇太子とキャサリン皇太子妃がどのようにスコットランドに行く予定なのかを尋ねた。

でもスコビー曰く「返事はなかった」。皇太子が無視したと主張している。



カミラ王妃(Queen Camilla)、チャールズ国王(King Charles)、ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)、キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)Chris Jackson//Getty Images


この内容に王室関係者は激怒。新聞「ミラー」に「このような悲しい、つらい状況下で誰も知らないところで起きたことでも、王室に関することであれば明らかになるようだ」とコメント、女王の死にまつわることでも容赦なく暴露したスコビーや彼に情報を提供したと見られるサセックス側を非難している。

「スコビーがターゲットにしているのは皇太子夫妻だから何も遠慮することなく書くだろう。これから数か月かけてナイフで傷口を開くだけだ」とも。



オミッド・スコビー(Omid Scobie)Sam Barnes//Getty Images


ヘンリー王子の回顧録『SPARE(原題)』ですっかり悪化してしまった王子と皇太子の関係。

今回のスコビーの本がそれに追い討ちをかけるのか注目が集まっている。まずはスコビーがどこから情報を得て、何を暴露したのか全貌が明らかになるのを待ちたい。